※※※※ 重要 ※※※※
発表申込の締切は2024年1月12日(金)午後3時です.
言語処理学会第30回年次大会(NLP2024)は,2024年3月11~15日の期間,5日間の日程で開催いたします.チュートリアルは3月11日午後1時頃に開始,本会議は3月11日午後4時頃から14日午後7時頃までの4日間です.現在,現地とオンラインのハイブリッド開催の形態で準備を進めています.現地とオンラインの両方から参加し,発表・聴講・議論をすることができます.
大会スローガンは「30年のプロンプトから未来を創造する」です.ChatGPTを始めとする大規模言語モデルの登場により,自然言語処理は前例のない激動の時代を迎えています.言語処理学会30周年を記念した節目の大会で,これまでの30年の蓄積を振り返り,この30年を「プロンプト」として,未来の自然言語処理を創造する場としたいと考えています.
○大会𝕏(旧Twitter)アカウント(@anlpmeeting)
https://twitter.com/anlpmeeting
年次大会に関する情報発信・ご意見・ご感想などにはハッシュタグ #NLP2024 をご利用ください.
2024年 3月 11日(月)- 3月 15日(金)
3月 11日(月) | チュートリアル,本会議 第1日,スポンサーイブニング |
3月 12日(火) | 本会議 第2日 |
3月 13日(水) | 本会議 第3日,(懇親会の予定) |
3月 14日(木) | 本会議 第4日 |
3月 15日(金) | ワークショップ |
※ 3月11日(月)は午後1時頃にチュートリアルを開始し,午後4時頃からオープニング・招待論文セッションの開始を予定しています.3月14日(木)の本会議第4日は午後7時頃の終了を予定しています.3月15日(金)のスケジュールについては各ワークショップのWebサイト等でご確認ください.
※大会期間中,参加者の方にご利用いただける託児室を設ける予定です.
<人・夢・ことば>で織りなす株式会社サン・フレア |
大会の発表論文に対して,スポンサーが独自に賞を授与します.今大会での授賞は14件です.授賞予定のスポンサー名は,大会発表申込・論文原稿締切(1月12日午後3時)後にこちらに掲載します.受賞者(発表論文)は,本会議最終日(3月14日)のクロージングで発表されます.
![]() |
![]() |
日本電気株式会社 | SB Intuitions株式会社 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
株式会社東芝 | 株式会社Gunosy | 株式会社BESNA研究所 | 株式会社ユーザベース |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
株式会社みらい翻訳 | Visional | ちゅらデータ株式会社 | 株式会社Insight Tech |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
株式会社ワークスアプリケーションズ | Sansan株式会社 | 株式会社アイアール・アルト | 株式会社レトリバ |
![]() | |||
朝日新聞社 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ミエルカ(株式会社Faber Company) | Studio Ousia | エッジ・トランスレーション | MNTSQ株式会社 | 株式会社アドバンスト・メディア |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() | |
つうじ合同会社 | 一般財団法人 日本特許情報機構 | 株式会社日本取引所グループ | 株式会社 言語理解研究所 |
「スポンサーイブニング」を現地会場にて開催します.冒頭ではスポンサーから参加者のみなさんに一言メッセージをお送りします.お気軽にご参加ください.「スポンサーイブニング」の概要は以下の通りです.
2024年3月11日(月)オープニング,招待論文終了後
※事前申し込みなどは必要ありません.当日,直接ご参加ください.
※参加方法などの詳細は,決まり次第お知らせいたします.
原則として展示ブースのあるスポンサーが参加しますが,ブースがあってもスポンサーイブニングに参加しないスポンサーもあります.
会長挨拶とスポンサーの一言メッセージは,オンラインでも配信する予定です.
無料
大会参加者であればどなたでも参加できます.
参加する方は,ぜひ,気になるスポンサーのブースを積極的に訪問してください.このイベントをきっかけに,スポンサーと参加者との交流が少しでも増えれば幸いです.
3月13日(水)夜の懇親会の開催有無は,新型コロナウィルス感染症の感染状況を見て判断いたします.
大会発表申込受付開始 | 2023年12月12日(火) | |
事前参加登録受付開始 | 2024年01月09日(火) | 午前9時 |
大会発表申込・論文原稿締切 | 2024年01月12日(金) | 午後3時 |
大会プログラムWeb公開 | 2024年02月07日(水) | |
事前参加登録締切 | 2024年02月13日(火) | |
直前参加登録受付開始 | 2024年03月01日(金) | |
予稿集Web公開 | 2024年03月04日(月) | |
直前参加登録受付締切 | 2024年03月08日(金) | 正午 |
当日参加登録受付開始 | 2024年03月11日(月) | |
当日参加登録受付締切 | 2024年03月15日(金) | 正午 |
※スポンサー関連のスケジュール | ||
スポンサー応募締切 | 2024年02月29日(木) |
会員種別,申込時期によって,以下の参加費をいただきます.事前登録の受付は2024年1月9日(火)から2月13日(火)まで,直前登録は3月1日(金)から3月8日(金)正午まで,当日登録は3月11日(月)から3月15日(金)正午まで,いずれも参加登録用ウェブサイトのみで受け付けます.現地受付では参加登録を行いませんので,当日登録は必ず参加登録用ウェブサイトでクレジットカード払いをご利用ください.
事前登録 | 直前登録 | 当日登録 | |
---|---|---|---|
一般会員 | 12,000 円 ※1 | 18,000 円 ※1 | ー |
学生会員 | 3,500 円 ※1 | 7,000 円 ※1 | ー |
非会員(一般) | 24,000 円 ※2 | 30,000 円 ※2 | 33,000 円 ※2 |
非会員(学生) | 8,000 円 ※2 | 12,000 円 ※2 | 14,000 円 ※2 |
※1 ... 不課税,※2 ... 税込
(当日登録に一般会員・学生会員の設定はありません)
言語に関する理論から応用まで幅広い研究発表を募集します.特に,言語学,教育学,心理学,認知科学など,日頃「言語処理」とは縁が薄いと感じておられる人文系の研究者の方々からの積極的な発表を期待しています.
口頭発表とポスター発表を募集します.ご自身の研究内容に適していると考えられる発表形態を選択してください.投稿の際には,口頭・ポスター/テーマセッションの希望とともに,現地かオンラインかの選択をしていただきます.
口頭発表では,現地・オンライン問わず,ご自身のPCからZoomに入って画面を共有する形で発表いただきます.質疑は現地参加者は口頭で,オンライン参加者は参加者限定Slackワークスペース内の各セッションのチャンネルを通して行います.Zoomのチャット・挙手などのインタラクション機能は利用しません.
ポスターを現地で発表する場合,割り当てられた区画にA0サイズ縦のポスターを掲示し発表していただきます.ポスターをオンラインで発表する場合,オンライン参加者も現地にいる雰囲気で発表・インタラクションできることを目的とし,ポスター会場に設置されたディスプレイ付きのPCにZoomで接続して発表いただきます.オンラインでのポスターの向きは横を推奨します.なお,機材の制限もありますが,ポスターの良さは対面で発揮されると考えることから,ポスター発表は現地を推奨いたします.
特定のテーマに絞った密度の濃い議論を促進することを目的とし,テーマセッション及びワークショップを行います.
テーマセッションは,年次大会の1セッションとして本会議中に開催します.特に言語処理関連分野とは縁が薄いと感じておられる研究者の方々からの発表を奨励するための,分野横断的口頭発表セッションです.テーマセッションにおける発表は,一般の口頭・ポスター発表と同様に賞選考の対象となります.なお,テーマセッションの中には最後に総合討論の時間を設けているものがあります.総合討論を通して,参加者の間でより活発な討論ができるような場を持ちたいと考えています.
ワークショップは,特定のテーマに関する自由度の高い企画で,そのプログラム構成はワークショップ提案者に一任されます.参加者からの発表のほか,招待講演,パネルセッションなどが企画されることがあります.ワークショップの発表申込方法や詳細は後日開設されるそれぞれのワークショップのWebサイトを参照してください.
多数の皆様のご発表をお待ちしています.
大会発表申込の受付は,大会Webサイト内に申込ページを設けて2023年12月12日(火)に開始する予定です.
大会発表申込受付開始 | 2023年12月12日(火) | |
大会発表申込・論文原稿締切 | 2024年01月12日(金) | 午後3時 |
発表の種別には「一般セッション(口頭発表,ポスター発表)」および「テーマセッション(口頭発表のみ)」があります.今大会のテーマセッションについては下記の「第30回年次大会 テーマセッションの発表募集」をご覧ください.
一般セッション(口頭発表,ポスター発表)での発表においては,申し込みの時点で,発表者が言語処理学会正会員または学生会員であることが必要です.ご注意ください.また,当該年(2024年)の年会費を納入済みであることも条件となります.本大会での発表のために会員になる場合には,入会手続きを早目にお済ませください.テーマセッションでの発表においては,会員資格の有無を問いません.ただし,テーマセッションに多数の論文申し込みがあった場合,一部の論文を一般セッション(口頭発表)とさせていただくことがあります.発表者が非会員であれば,プログラムが確定する際に発表者に入会をお願いすることになります.昨今の論文投稿数の増加と,テーマセッションの提案数の増加に伴う措置として,あらかじめご了承ください.
発表申込時に論文(PDFファイル)も投稿することが必要ですのでご注意ください.
下記の「執筆に際しての注意事項」ならびに「著作権の扱い」に同意いただいた上で発表申し込み,原稿をご投稿ください.これに従っていないことが判明した時点で,投稿を不採択とする場合があります.Web サーバ上での原稿送信の際に「CC BY 4.0 での公開に同意します」ボタンを押さないと送信することはできません.「CC BY 4.0 での公開に同意します」ボタンを押すことでご同意いただいたものとさせていただきます.
執筆に際しての注意事項:
執筆にあたっては,他人の著作権やその他の権利を侵害しないなど,法令遵守をお願いいたします.詳細は下記をご参照ください.
*他人の著作権,肖像権,名誉,プライバシーその他の権利を侵害しないように配慮する.
*他人の著作物を引用するときには,必ず出典などを明示の上,あくまで公表著作物を対象に,批評,研究など引用の目的上正当な範囲内に限って正確に引用するなど,著作権法上適法な範囲内にとどめる.
*以上は,ウェブ上の情報であっても,オープンサイエンスなど権利者が明瞭に一定の利用を許諾したと確認できる情報以外は同様となる.
*生存する個人の住所その他の個人情報保護法に抵触する情報は,該当部分を伏せ字とするなどの対応を行う.また,個人情報保護法には抵触しなくても,必要があれば,情報の一部を伏せ字とするなどの配慮を行う(例:新聞記事中の「~容疑者」,「~被害者」などの実名部分につき,特に必要がない限りは伏せ字にするなど).
*特定の利用規約に同意の上で入手された情報は,当該規約の枠内で利用するよう留意する.
*上記のほか,犯罪その他の違法行為を積極的に助長・推奨する内容にあたらないよう配慮する.
万一,執筆内容が第三者の著作権その他の権利を侵害し,あるいは違法行為にあたるなどの指摘がなされた場合,執筆者がその責を負うものとし,執筆者以外の者に損害を及ぼさないよう責任をもって解決にあたってください.
著作権の扱い:
論文の著作権は著者に帰属しますが,学術研究の発展のために自由な情報の流通を促進するという観点から,Creative Commons Attribution 4.0 International Licenseで公開する(※)ことに同意していただきます.論文の著者と著作権者が異なる場合には,著作権者に上記条件について許諾を得た上で投稿してください.
※ CC BY 4.0 での公開方法としては,送信いただいた原稿の各ページの右下余白部分に,当学会がThis work is licensed by the author(s) under CC BY 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/).とスタンプを押す予定です.したがって,著者の方々には,「原稿提出要項」(発表申込受付開始時に掲載)に従って原稿の上下・左右に適切な余白をあけていただく以外には,公開にあたって特に実施していただくことはありません.
投稿論文のフォーマットを規定します.そのフォーマットを満たす年次大会論文投稿用スタイルファイル及びサンプルを以下にて配布していますので,原稿執筆の際に利用してください.口頭発表,ポスター発表,テーマセッションでの発表など,発表の種別によらず論文の形式は同じです.
https://anlp.jp/nlp2024/zip/nlp2024-template_v1.zip
投稿論文のフォーマット規定を満たさない場合,一部の賞の選考過程から除外もしくは不採択とすることがあります.なお,規定のフォーマットを満たしていれば年次大会論文投稿用スタイルファイルを用いることは必須ではありません.
一般セッションおよびテーマセッションへの投稿論文を選考し,優秀賞,若手奨励賞,委員特別賞,スポンサー賞を授与します.
優秀賞,若手奨励賞については,言語処理学会年次大会の規定をご覧ください.
https://www.anlp.jp/rules/annual_meeting_award.html
若手奨励賞は,「年次大会の開催年の4月1日において満30歳未満のもの」を対象とし,主に当該研究論文と第1著者の将来性を評価し,第1著者(人)に対して贈られる賞です.
選考対象者は以下の要件に該当する必要があります:
a. 2024年4月1日において満30歳未満のもの
b. 過去に若手奨励賞を受賞していないこと
c. 口頭・ポスター発表を問わず,”No show” でないこと
対象者に該当する方は,発表申込の際にその旨申告していただきますようお願いします.
注1:授賞対象は第1著者のみで,第2著者以降の共著者は授賞対象に入りません.
注2:稀なケースとして,同年に同一第1著者の2つ以上の論文が若手奨励賞に選出された場合,当該複数論文を併記の上,一回のみ授賞することになります(論文ではなく第1著者に対する賞という理念に基づく措置).
委員特別賞は,特定の観点において優れた論文に対して大会委員長名義で授与します.
スポンサー賞は,同賞のスポンサーが論文・発表を選出し,大会委員長名義で授与します.
これまでの年次大会において,言語処理学会と言語資源協会(GSK)との共同事業により,優れた言語資源を作成したと認められる論文に対して言語資源賞を授与してきましたが,言語資源賞のリニューアルのため,NLP2024での表彰はお休みし,NLP2025から再開します.
今大会から,発表論文の中で言語資源を作成し公開している場合,または近日中に公開予定の場合,発表申込の際にその言語資源の情報を記入していただきます.提供していただいた言語資源の情報は言語資源データベースとして公開します.また,その中から優れた言語資源を選定して言語資源賞を授与し,次回の年次大会(NLP2025)で表彰します.
"No show"に関する注意.
投稿しプログラムに掲載された論文については必ず発表をしてください.現地での発表ができない状況になることも考え,オンラインでの発表の準備も想定していただき,接続の環境や所属先でのオンライン送信の許諾などのご準備をお願いします.ご発表を実施していただけない場合は従来の"No show" に相当し,ペナルティを検討することもあり得ます.皆様のご協力をお願いいたします.
大会の1週間前(2024年3月4日(月)の予定)に,予稿集を公開します.NLP2023と同様,参加者限定で閲覧可能になるのではなく,誰でも見られる一般公開の形になりますのでご注意ください.
なお,ACL関連の会議を含む多くの国際会議にはAnonymity Periodが設定されております.3月4日の論文公開日がAnonymity Period中に該当する場合は,NLP2024での発表論文をそれらの国際会議に投稿することは,国際会議の投稿規約に抵触する可能性があります.前回の年次大会では,NLP2023での発表論文をACL2023に投稿しても問題がないという整理になりましたが(*),本年次大会だけで決定できる問題ではありませんので,最終的には各自で判断してください.情報の更新などがあれば今後アナウンスします.
* 下記のページの「Q: Can I dual-submit my work to a conference/workshop where the work will be included in non-refereed proceedings volumes?」を参照のこと(https://2023.aclweb.org/faq/#anonymitynon-archival)
口頭発表・ポスター発表の発表形態を問わず発表資料のPDFファイルを事前に提出していただく予定です.提出いただいたPDFファイルは,全ての発表へのアテンションを高め,活発な議論が醸成されるよう,参加者限定Slackワークスペースに作成するセッション単位のチャンネルで共有する予定です.PDFファイルの提出締切日は会期の前の週を予定しています.発表資料の共有期限は2024年3月末の予定です.
お問い合わせは次のメールアドレスにお願いいたします.
本会議内に以下の6件のテーマセッションを設けます.発表申込方法は本会議内の一般セッションと同じです.開催日時は,大会プログラムの公開時(2024年2月7日)に発表します.
提案者 | |
須藤 克仁 | (奈良先端科学技術大学院大学) |
小町 守 | (一橋大学) |
梶原 智之 | (愛媛大学) |
三田 雅人 | (サイバーエージェント/東京都立大学) |
大規模言語モデル(LLM)の急速な普及により,人間のことばの運用はLLMとの協働という新たな局面を迎えている.この協働には,LLMが生成することばを人間が評価・修正する,人間が生み出すことばをLLMが評価・修正する,という二つの面がある.ここでの評価の適切さは協働の成果物としてのことばの品質担保につながるのみならず,人間・LLM共にことばの能力の向上指針としても重要である.本テーマセッションでは,人間・計算機双方のことばの評価に関わる幅広い話題についての発表を募り,知見や技術を共有し,議論を深めることを狙う.
提案者 | |
坂地 泰紀 | (北海道大学) |
酒井 浩之 | (成蹊大学) |
和泉 潔 | (東京大学) |
高村 大也 | (産業技術総合研究所) |
新谷 元嗣 | (東京大学) |
渡部 敏明 | (一橋大学) |
木村 泰知 | (小樽商科大学) |
中川 慧 | (野村アセットマネジメント) |
Chung-Chi Chen | (産業技術総合研究所) |
石野 亜耶 | (広島経済大学) |
欅 惇志 | (一橋大学) |
言語処理技術の進化とともに,金融・経済ドメインにおけるテキスト分析の研究領域は拡大している.金融機関においても,決算短信,有価証券報告書,アナリストレポートや新聞記事などの金融・金融テキストを対象とした分析は,投資判断や経済動向の把握,業務効率化に不可欠な要素となりつつあり,その重要性は増している.過去のテーマセッションにおいても,この分野における数多くの発表と議論が交わされた.さらに近年,大規模言語モデルの発展にともない,テキスト分析の研究,実務応用のニーズが一層強まっている.そこで,これらの技術を踏まえてさらなる金融・経済分野の言語処理技術の発展のため,NLP2024においてもテーマセッションを企画する.
提案者 | |
狩野 芳伸 | (静岡大学) |
阪本 浩太郎 | (横浜国立大学 / BESNA研究所) |
山内 匠 | (デジタル庁) |
山田 寛章 | (東京工業大学) |
吉岡 真治 | (北海道大学) |
法ドメインのタスクはテキストに依る比重が大きく,言語処理技術との親和性が高い.日々の業務で産出されるテキストの増加により,言語処理技術を用いた支援のニーズは高まっており,応用・基礎の両面で研究開発が活発になっている.近年では,企業法務での普及が進み,公的組織においても民事判決情報データベース化や法制事務デジタル化が取り組まれている.そこで,法ドメイン言語処理に関する発表を募り,タスク設計・データセット構築・方法論・評価手法をはじめとして,研究の方向性や応用のあり方を議論する場を設ける.なお,本セッションでは言語処理技術の応用・基礎から社会的・倫理的課題の検討まで幅広い発表を募集する.言語処理分野の研究者に限らず,法学・人文科学系研究者からの発表も歓迎する.
提案者 | |
上田 亮 | (東京大学) |
谷口 忠大 | (立命館大学) |
中村 友昭 | (電気通信大学) |
橋本 敬 | (北陸先端科学技術大学院大学) |
栗林 樹生 | (MBZUAI) |
岩村 入吹 | (北陸先端科学技術大学院大学) |
鈴木 麗璽 | (名古屋大学) |
大規模言語モデルが言語処理分野全体に爆発的な影響を与え,AGIとしての「知能」の設計論が大本命とされる中,それがモデリングし,その「知能」の源泉たる言語資源自体が持つ構成性や分布意味論,そしてそれが現実世界を表現できる根拠(記号接地/創発)については明らかになっていない.今,NLPは書かれた/話された言語を機能主義的に取り扱うフェーズから,言語そのものを支えるダイナミクスの計算論的理解という新たなフェーズへと漕ぎ出す境界線に立っている.言語創発や記号創発ロボティクス,共創的言語進化といった領域はまさにそれを問う構成論的な研究分野である.こうした背景の下,テーマセッションを契機として構成論的研究分野間の交流を促進し,方法論や問題意識を共有し合う場とすることを狙う.
提案者 | |
大内 啓樹 | (奈良先端科学技術大学院大学) |
東山 翔平 | (情報通信研究機構) |
久本 空海 | (MIERUNE) |
浅原 正幸 | (国立国語研究所) |
乾 孝司 | (筑波大学) |
井之上 直也 | (北陸先端科学技術大学院大学) |
大滝 啓介 | (豊田中央研究所) |
大西 拓一郎 | (国立国語研究所) |
大向 一輝 | (東京大学) |
小木曽 智信 | (国立国語研究所) |
菊澤 律子 | (国立民族学博物館) |
北本 朝展 | (ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター) |
近藤 泰弘 | (青山学院大学) |
齋藤 玲 | (東北大学災害科学国際研究所) |
進藤 裕之 | (奈良先端科学技術大学院大学) |
高田 祐一 | (奈良文化財研究所) |
高田 智和 | (国立国語研究所) |
寺西 裕紀 | (理化学研究所) |
橋本 雄太 | (国立歴史民俗博物館) |
廣田 雅春 | (岡山理科大学) |
松田 裕貴 | (奈良先端科学技術大学院大学) |
松村 結衣 | (Helpfeel) |
宮川 創 | (国立国語研究所) |
村脇 有吾 | (京都大学) |
持橋 大地 | (統計数理研究所) |
森 信介 | (京都大学) |
若宮 翔子 | (奈良先端科学技術大学院大学) |
人間活動と事物・事象の関わりを「地理空間」の観点から探求する学問分野は多い.地理学をはじめ,歴史学や文化人類学の研究テーマであり,諸問題を発見・解決するための道具立てとして,空間統計やシミュレーション,地図化などの数理・情報科学的アプローチが用いられる.この学際性の高い領域で,「ことば」は種々の対象を表現する分野横断的な存在である.「地理空間」の視点を踏まえながら「ことば」を計算機上で扱う方法論を確立することによって,分野融合領域のさらなる発展が期待される.このような背景のもと,本テーマセッションでは「ことば」と「地理空間」に関心を寄せる研究者・実務者が一堂に会する場を提供する.工学および地理情報科学分野に加え,人文学分野からの発表も歓迎する.
提案者 | |
大関 洋平 | (東京大学) |
大谷 直輝 | (東京外国語大学) |
川崎 義史 | (東京大学) |
高村 大也 | (産業技術総合研究所) |
永田 亮 | (甲南大学) |
持橋 大地 | (統計数理研究所) |
深層学習により,従来は難しかった言語学的な研究が可能になり,そうした研究が増えている.また,言語学でもデータを用いた実証的な研究が盛んになりつつあり,深層学習や自然言語処理によるサポートが有益となる場面も少なくない.前回の年次大会では,ワークショップ「深層学習時代の計算言語学」が開催され,言語学,自然言語処理双方の立場から,自らが持つ課題や技術に関する議論が行われた.一年のときを経て,本テーマセッションでは,深層学習/自然言語処理と言語学を融合させた研究の発表の場を提供することを目的とする.関連する研究発表を広く募集するとともに,深層学習,自然言語処理,言語に関連する様々な分野からの聴講参加を歓迎する.
ワークショップ4件を3月15日(金)に開催します.
ワークショップの内容・発表方法等,詳細はそれぞれのワークショップの提案者が開設するWebサイトで後日発表されます.URLは大会Webサイトに掲載します.
提案者 | |
奥村 紀之 | (神戸松蔭女子学院大学) |
田附 敏尚 | (神戸松蔭女子学院大学) |
安保 武志 | (神戸市企画調整局) |
岩﨑 謙二 | (三田市スマートシティ推進課) |
岸本 博樹 | (三田市スマートシティ推進課) |
納 翔一郎 | (株式会社トラストバンク) |
東 宏一 | (株式会社 Groove Designs) |
Webサイト |
(後日掲載予定) |
本ワークショップでは,自治体におけるChatGPTの活用状況,問題点,失敗事例などを自治体代表者,関連学術機関,関連企業が情報共有することを目的としている.特に,自治体という枠組みでの制約条件の下,ChatGPTのような生成AIを活用するためにはどのような問題があるのか,どのようにクリアできたのか,できていないのかといった自治体ごとの事例を持ち寄り,プレゼンテーション,パネルディスカッションを行うことで,2024年度での活用につなげていきたい.また,自治体と言語処理の研究者の接点を設けることで,より深い利用につなげたり,独自サービスの開発につなげたりするなどの活動を創発していきたい.
提案者 | |
飯田 大貴 | (株式会社レトリバ) |
岩倉 友哉 | (富士通株式会社/奈良先端科学技術大学院大学) |
笠井 淳吾 | (Kotoba Technologies, Inc./ Toyota Technological Institute at Chicago) |
小島 熙之 | (Kotoba Technologies, Inc.) |
小町 守 | (一橋大学) |
古宮 嘉那子 | (東京農工大学) |
田村 晃裕 | (同志社大学) |
二宮 崇 | (愛媛大学) |
平岡 達也 | (富士通株式会社) |
水木 栄 | (株式会社ホットリンク) |
Webサイト |
ChatGPTに代表される多様なタスクが実施できる生成AIが公開され,従来では考えられなかった規模で,自然言語処理技術の認知度が上がり,利用されるようになった.このような背景を受け,日本では,LLM-JPや富岳LLMに代表されるように,産学官の垣根を超えて協力し生成AIの開発が進められている.今後もこの流れが続くと予想されるが,より良い技術開発のためには,立場の違いから生じる考え方や視点の違いを理解することが重要と考えられる.本ワークショップでは,「生成AIに関する産学官の役割とそれぞれへの期待」および,「生成AIのための自然言語処理技術」,「個別タスクに対する生成AIの影響」,「生成AIによる社会環境の変化」を中心に産学官の視点から議論・共有する場とする.
提案者 | |
浅原 正幸 | (国語研) |
河原 大輔 | (早稲田大学) |
久保 隆宏 | (AWS) |
坂口 慶祐 | (東北大学) |
柴田 知秀 | (LINEヤフー/SB Intuitions) |
松田 寛 | (株式会社リクルート/Megagon Labs) |
宮尾 祐介 | (東京大学) |
Webサイト |
自然言語処理における各種タスクのモデルを訓練,評価,分析するためには,注釈付きコーパスや大規模言語モデル(LLM)などの言語資源が必要不可欠である.英語を中心に多くの言語資源が構築,公開されているが,日本語では多くない.この状況は,日本語における自然言語処理の迅速な発展を阻害する要因となっている.本ワークショップでは,日本語における言語資源の構築方法そのものに加えて,LLMなどのモデル構築方法,タスクの複合化,利用性を高めるためのライセンス設定など,言語資源の普及および応用を容易にするための研究について集中的に議論する.これによって,日本語言語資源の構築,公開の流れを加速し,日本語自然言語処理のさらなる発展および生産性向上につなげていきたい.
提案者 | |
吉野 幸一郎 | (理化学研究所) |
谷口 忠大 | (立命館大学) |
持橋 大地 | (統計数理研究所) |
河原塚 健人 | (東京大学) |
松嶋 達也 | (東京大学) |
品川 政太朗 | (奈良先端科学技術大学院大学) |
小林 一郎 | (お茶の水女子大学) |
Webサイト |
(後日掲載予定) |
大規模言語モデル(LLM)が登場して以降,様々な分野でその能力を活用する可能性についての議論が進みつつある.LLMは既存の言語処理関連タスクの性能を向上させるだけでなく,実世界の様々な問題において言語を活用するための嚆矢となり得る存在と認知されている.とりわけ,画像情報処理やロボティクスなどの分野では,大規模言語モデルの実世界応用とそれに合わせた新しい問題定義が議論されている.本テーマセッションではそうした新しい問題を対象として,画像情報処理,ロボティクスなどの分野でLLM活用を行っている研究者と,自然言語処理の分野内で実世界応用に興味を持つ研究者が一同に会し,活発な議論を行うことを目的とする.また,自然言語処理のコミュニティ内でこれからの実世界応用に興味を持つ研究者に対して,分野の橋渡しを行う機会を提供することを目指す.
年次大会では,下記の内容でスポンサー企業,団体を募集いたします.今回,スポンサーの大会参加は現地参加,オンライン参加のいずれも可能です.ダイヤモンドスポンサー,冠スポンサーの茶菓スポンサー,ならびに展示特典のお申し込みは1月19日(金)まで承ります.他は2月29日(木)まで承ります.上限数があるものは,先着順となりますので,できるだけ早めのお申し込みをお勧めいたします.
スポンサーランク「ダイヤモンド」は先着2団体になります.冠スポンサーは茶菓スポンサー(新設)とスポンサー賞です.
スポンサーランク「ダイヤモンド」,展示,冠スポンサー「茶菓スポンサー」「スポンサー賞」の受付は締め切りました.多数のお申し込み,誠にありがとうございました.
ダイヤモンド | プラチナ | ゴールド | シルバー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
料金 | 110万円 | 22万円 | 11万円 | 5.5万円 | ||
1) | ロゴ(Webのみ) | 特大 | 大 | 中 | 小 | |
2) | ロゴ投影 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3) | 現地会場でのロゴ掲出 | ○ | × | × | × | |
4) | 展示(現地会場) | ○ | ★ | ★ | × | |
5) | 冠スポンサー | ★ | ★ | × | × | |
6) | 大会参加 | 10名 | 4名 | 2名 | 1名 |
★:追加料金をいただきます(特典の説明文をご覧ください).上限数のある特典については,同着の場合は,スポンサーランクが上位の団体様を優先いたします.
※参加者限定Slackワークスペース内に,スポンサー団体が共用利用できるチャンネルを開設します.
※懇親会のスポンサー優先参加枠はありません.
※「出版社スポンサー(書籍展示のみ)」は募集しません.
※プログラム冊子は作成しません.よって,冊子への広告・ロゴ掲載の特典はありません.
※感染症対策ならびにSDGsへの配慮から,実行委員会からの配付物は最小限にとどめ,物品等配布用スペースは設置いたしません.展示ブースをお持ちでない団体様については,チラシ等はSlackでの電子版配布をご検討ください.
ロゴ(Webのみ)
大会Webサイトにおいて,ご希望のリンク先へのリンクを張ったロゴを表示します.ロゴの大きさはスポンサーの種類によって異なります.同じ種類のスポンサー内での表示の順番は,基本的に申し込み順によって決定します.
※参考までに,ロゴは以下のページのように掲載されます.
https://www.anlp.jp/nlp2023/#sponsor
ロゴ投影
大会Webサイトのスポンサー一覧と同等のものを,(オープニング,特別招待講演等の)全体セッション前の休憩時間に,現地会場のプロジェクタに投影します.オンライン参加者に向けても,同じタイミングで表示(画面共有)します.
現地会場でのロゴ掲出(ダイヤモンドスポンサー特典) スポンサーランク「ダイヤモンド」の受付は締め切りました.
ロゴを現地会場に掲出します(入場ゲート看板,メイン会場の舞台看板を予定).
展示(現地会場)(ダイヤモンド・プラチナ・ゴールドスポンサー特典) 展示の受付は締め切りました.
年次大会開催中に,現地会場にブースを設け,展示を行うことができます.
ダイヤモンドスポンサー:スペシャルブースをご用意します.スペシャルブースは標準ブースの4倍相当の広さです.出展にあたり追加料金はいただきません(スポンサー料金に含みます).
プラチナ・ゴールドスポンサー:展示には標準ブース11万円,大型ブース22万円の追加料金をいただきます.大型ブースは標準ブースの2倍相当の広さです.
※スポンサーイブニング(現地開催)の参加には展示ブースの確保が必要です(お申し込みが上限数に達するなどして展示ブースの確保ができない場合,スポンサーとしてのスポンサーイブニングへの参加はできません).
※物品等配布用スペースは設置いたしませんので,チラシ等の配布は,展示ブースを確保したスポンサーのみが行えます.
お申し込みは1月19日(金)まで承ります.なお会場の都合上,出展のご希望が上限数に達し次第,募集を終了します.先着順であることにご注意ください.
冠スポンサー(ダイヤモンド・プラチナスポンサー特典)[茶菓スポンサー新設] 冠スポンサーの受付は締め切りました.
特定の項目に絞った「冠スポンサー」にお申し込みいただけます.
<冠スポンサーの種類と料金>
茶菓スポンサー(16.5万円): 休憩所に準備するお菓子・飲み物のスポンサーです(お菓子・飲み物の内容については大会が決定します).大会Webサイトにて,スポンサー名が参加者にわかるように表示・発表いたします.また,茶菓コーナーにスポンサー名を掲示いたします.(先着3口,3口での申込可)
スポンサー賞(11万円):大会の発表論文に対して,スポンサーが独自に賞を授与できます.大会Webサイトにて,スポンサー名が参加者にわかるように表示・発表いたします.
どちらも申し込み数が上限に達し次第,募集を終了します.先着順であることにご注意ください.
大会参加
ランクごとの特典人数まで,無料で大会にご参加いただけます.現地参加,オンライン参加のいずれも可能です.
大会初日(3月11日)に行われるオープニング,招待論文セッション終了後,「スポンサーイブニング」を現地開催いたします.上記「展示」にお申し込みくださいますとスポンサーとしてご参加(ご登壇)いただけます.スポンサーから大会参加者へのアピールの場としてご活用ください.
大会初日(3月11日)以降,請求書を送付いたします.4月末日までに代金の振込みをお願いいたします(振込手数料は振込人にてご負担ください).事前支払いをご希望の場合は別途お問い合わせください.なお,請求書払が難しい場合のみクレジットカード決済を承ります.上記以外のお支払い方法はご利用いただけないため,ご注意ください.
スポンサー応募締切 | 2024年02月29日(木) |
より詳細な募集案内(PDF版)を掲載しました.応募方法・応募先は,募集案内(PDF版)をご覧ください.不明点など,下記担当までお気軽にお問い合わせください.
言語処理学会年次大会スポンサー募集のご案内(2023年10月25日更新)
こちらの 特定商取引法に基づく表示(スポンサーの募集) をご参照ください.