お知らせ

※※※※ 重要 ※※※※
  • 発表申込の締切は2022年1月14日午後3時です.
  • オンラインでご発表および全てのプログラムへのご参加ができます.

開催案内

言語処理学会第28回年次大会(NLP2022)は,2022年3月14~18日の期間,5日間の日程で開催いたします.

NLP2022では,これまで,オンラインによる開催形態を中心に企画を進め,新型コロナウイルスの感染状況の推移を見ながら,現地会場に一部の参加者を招くことを検討してきました.幸い,9月末の緊急事態宣言解除以降は新規感染者数の減少傾向が続いており,十分な感染防止対策を講じるために現地参加人数に上限を設定することで,オンライン参加と現地参加を組み合わせたハイブリッド形態による開催が可能であると判断しました.現時点で200名程度の一般参加者を現地会場にお招きする想定で準備を進めています.

今後,感染状況が悪化した場合は,オンラインのみでの開催に切り替えます.開催形態によらず,会期中のすべてのプログラムにオンラインで参加し,発表・聴講・議論することが可能です.

○ 大会Twitterアカウント(@nlp2022)
  https://twitter.com/nlp2022

年次大会に関する情報発信・ご意見・ご感想などには ハッシュタグ #NLP2022 をご利用ください.

開催日時

2022年 3月14日(月)- 3月18日(金)

3月14日(月) チュートリアル,スポンサーイブニング
3月15日(火) 本会議 第1日
3月16日(水) 本会議 第2日,オンライン懇親会
3月17日(木) 本会議 第3日
3月18日(金) ワークショップ

「スポンサーイブニング」をオンラインで開催します.冒頭ではスポンサーから参加者のみなさん(特に学生のみなさん)に一言メッセージをお送りします.お気軽にご参加ください.「スポンサーイブニング」の概要は以下の通りです.

日時
2022年 3月14日(月)チュートリアル終了後
※事前申し込みなどは必要ありません.当日,直接ご参加ください.
※参加方法などの詳細は,決まり次第お知らせいたします.

参加スポンサー
原則としてオンライン展示ブースのあるスポンサーが参加しますが,ブースがあってもスポンサーイブニングに参加しないスポンサーもあります.

内容
オープニングでNLP2022「スポンサーイブニング」参加のスポンサーのご紹介をした後,オンライン展示ブースにて,スポンサーの方と参加者との間で自由に対話していただけます.

参加費
無料

参加資格
大会参加者であればどなたでも参加できます.

参加する学生の方は,ぜひ,気になるスポンサーのブースを積極的に訪問してください.このイベントをきっかけに,スポンサーと学生との交流が少しでも増えれば幸いです.

会場

  • 会場: アクトシティ浜松 コングレスセンター
  • 所在地: 〒430-7790 静岡県浜松市中区板屋町111-1
  • https://www.actcity.jp/

オンライン懇親会

Gather.Townで開催します.「懇親会名産品配送」を企画しています.ご期待ください.

今後のスケジュール

大会発表申込受付開始 2021年 12月 14日(火)
事前参加申込開始 2022年   1月 11日(火)
大会発表申込・論文原稿締切 2022年   1月 14日(金) 午後3時
大会プログラムWeb公開 2022年   2月   9日(水)
事前参加申込締切 2022年   2月 14日(月)
予稿集参加者限定公開 2022年   3月   7日(月)
直前参加申込締切 2022年   3月 11日(金) 正午

※スポンサー関連のスケジュール
スポンサー応募締切 2022年   3月 18日(金)

参加登録

会員種別,申込時期によって,以下の参加費をいただきます.

事前登録の受付は2022年1月11日(火)から2月14日(月)までで,直前登録は3月11日(金)正午まで受け付けます.会期中の登録はお受けできませんのでご注意ください.

事前登録 直前登録
一般会員
8,000円
※1
12,000円
※1
学生会員
3,000円
※1
6,000円
※1
賛助会員
8,000円
※1
非会員(一般)
18,000円
※2
25,000円
※2
非会員(学生)
6,000円
※2
9,000円
※2

※1 ... 不課税,※2 ... 税込

  • チュートリアルやワークショップのみ参加する場合も,参加費は同額です.
  • スムーズな運営のため,できるだけ,事前登録をお願いします.
  • 賛助会員価格(割引)は,事前登録のみ設定します.
  • オンラインでの参加・現地参加ともに参加費は同額です.
  • 一般会員・学生会員に限り,注意事項や条件にご同意の上,事前登録の際に現地での参加希望を出すことができます.現地参加の可否は状況を踏まえて事前登録終了後にご連絡します.早めの確定が必要な方は,オンラインでの参加をお勧めします.
  • 領収書はWeb上で発行し,メールにてリンクをご連絡いたします.
  • プログラムや実施形態に変更が生じた場合,また,何らかの事由で通信に不具合があった場合でも,参加費の返金はいたしかねます.ご了承ください.

冠スポンサー:プレミアムスイーツ


冠スポンサー:スポンサー賞

大会の発表論文に対して,スポンサーが独自に賞を授与します.今大会での授賞は最大5件です.授賞予定のスポンサー名は,大会発表申込・論文原稿締切(1月14日午後3時)後にこちらに掲載します.受賞者(発表論文)は,本会議最終日(3月17日)のクロージングで発表されます.


プラチナスポンサー

ゴールドスポンサー

シルバースポンサー



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第28回年次大会 発表募集

言語に関する理論から応用まで幅広い研究発表を募集します.特に,言語学,教育学,心理学,認知科学など,日頃「言語処理」とは縁が薄いと感じておられる人文系の研究者の方々からの積極的な発表を期待しています.

口頭発表とポスター発表を募集します.ご自身の研究内容に適していると考えられる発表形態を選択してください.いずれの発表も,現地での参加ができない状況を想定してご準備ください.特にポスター発表は,感染対策の観点から現地でのポスター展示は行わず,完全にオンラインで実施します.

特定のテーマに絞った密度の濃い議論を促進することを目的とし,テーマセッション及びワークショップを実施いたします.

テーマセッションは,年次大会の1セッションとして本会議中に開催します.特に言語処理関連分野とは縁が薄いと感じておられる研究者の方々からの発表を奨励するための,分野横断的口頭発表セッションです.テーマセッションにおける全ての発表が賞選考の対象となります.なお,テーマセッションの中には最後に総合討論の時間を設けているものがあります.総合討論を通して,参加者の間でより活発な討論ができるような場を持ちたいと考えています.

ワークショップは,特定のテーマに関する自由度の高い企画で,そのプログラム構成はワークショップ提案者に一任されます.参加者からの発表のほか,招待講演,パネルセッションなどが企画されることがあります.ワークショップの発表申込方法や詳細はそれぞれのワークショップのWebサイトを参照してください.なお,ワークショップはオンラインで実施します.また,ワークショップ内の発表は賞選考の対象とはなりません.

多数の皆様のご発表をお待ちしています.

スケジュール

大会発表申込の受付は,本webサイト内に申込ページを設けて2021年12月14日(火)に開始する予定です.
大会発表申込受付開始 2021年 12月 14日(火)
大会発表申込・論文原稿締切 2022年   1月 14日(金) 午後3時

発表申込要項

  1. 発表の種別には「一般セッション(口頭発表,ポスター発表)」および「テーマセッション(口頭発表のみ)」があります.今大会のテーマセッションについては下記の「テーマセッション」をご覧ください.

  2. 一般セッション(口頭発表,ポスター発表)での発表においては,申し込みの時点で,「発表者」が言語処理学会正会員または学生会員であることが必要です(発表申し込み時に,著者の中の一人を発表者として登録します).ご注意ください.また,当該年(2022年)の年会費を納入済みであることも条件となります.本大会での発表のために会員になる場合には,入会手続きを早目にお済ませください.テーマセッションでの発表においては,会員資格の有無を問いません.

    言語処理学会入会案内

  3. 一般セッションにおける口頭発表・ポスター発表の区分は,申込時に希望を選択していただきますが,プログラム編成上の制約,プログラム委員会の判断などによって最終的に決定します.あらかじめご了承ください.なお,口頭発表,ポスター発表の振り分けは論文の質とは関係なく行い,賞選考にあたっても区別しません.

  4. 発表申込時に論文(PDFファイル)も投稿することが必要ですのでご注意ください.

  5. ポスター発表のセッションは,参加を促進するために,各発表30秒のライトニングトーク(録画)の放映を最初に行います.ライトニングトークとポスターのファイルを2022年3月初旬に事前提出していただく予定です.

  6. 下記の「執筆に際しての注意事項」ならびに「著作権の扱い」に同意いただいた上で発表申し込み,原稿をご投稿ください.これに従っていないことが判明した時点で,投稿を不採択とする場合があります.Web サーバ上での原稿送信の際に「CC BY 4.0 での公開に同意します」ボタンを押さないと送信することはできません.「CC BY 4.0 での公開に同意します」ボタンを押すことでご同意いただいたものとさせていただきます.

    • 執筆に際しての注意事項:

      執筆にあたっては,他人の著作権その他の権利を侵害しないこと,法令に違反しないことをお願いいたします.詳細は下記をご参照ください.

      • 他人の著作権,肖像権,名誉,プライバシーその他の権利を侵害しないように配慮する.
      • 他人の著作物を引用するときには,必ず出典などを明示の上,あくまで公表著作物を対象に,批評,研究など引用の目的上正当な範囲内に限って正確に引用するなど,著作権法上適法な範囲内にとどめる.
      • 以上は,ウェブ上の情報であっても,オープンサイエンスなど権利者が明瞭に一定の利用を許諾したと確認できる情報以外は同様となる.
      • 生存する個人の住所その他の個人情報保護法に抵触する情報は,該当部分を伏せ字とするなどの対応を行う.また,個人情報保護法には抵触しなくても,必要があれば,情報の一部を伏せ字とするなどの配慮を行う(例:新聞記事中の「~容疑者」,「~被害者」などの実名部分につき,特に必要がない限りは伏せ字にするなど).
      • 特定の利用規約に同意の上で入手された情報は,当該規約の枠内で利用するよう留意する.
      • 上記のほか,犯罪その他の違法行為を積極的に助長・推奨する内容にあたらないよう配慮する.

      万一,執筆内容が第三者の著作権その他の権利を侵害し,あるいは違法行為にあたるなどの指摘がなされた場合,執筆者がその責を負うものとし,執筆者以外の者に損害を及ぼさないよう責任をもって解決にあたってください.

    • 著作権の扱い:

      論文の著作権は著者に帰属しますが,学術研究の発展のために自由な情報の流通を促進するという観点から,

      Creative Commons Attribution 4.0 International License

      で公開する(※)ことに同意していただきます.論文の著者と著作権者が異なる場合には,著作権者に上記条件について許諾を得た上で投稿してください.

      ※ CC BY 4.0 での公開方法としては,送信いただいた原稿の各ページの右下余白部分に,当学会が

      This work is licensed by the author(s) under CC BY 4.0
       (https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/).

      とスタンプを押す予定です.したがって,著者の方々には,「原稿提出要項」(発表申込受付開始時に掲載)に従って原稿の上下・左右に適切な余白をあけていただく以外には,公開にあたって特に実施していただくことはありません.

  7. 原稿は,本文4ページ以内,本文と謝辞・参考文献を含めて5ページ以内とします.また,本文・謝辞・参考文献とは別に,付録(Appendix)を1ページ追加できます.つまり,最大で6ページの原稿を投稿することができます.

  8. 投稿論文のフォーマットを規定します.また,そのフォーマットを満たす年次大会論文投稿用スタイルファイルを配布します.原稿は,可能な限り当該スタイルファイルを用いて執筆してください.ただし,規定のフォーマットを満たすなら年次大会論文投稿用スタイルファイルを用いることは必須ではありません.投稿論文のフォーマット規定を満たさない場合は,一部の賞の選考過程から除外もしくは不採択にすることがあります.なお,口頭発表,ポスター発表,テーマセッションでの発表など,発表の種別によらず論文のフォーマットは同じです.

    下記リンクから年次大会論文投稿用スタイルファイル一式をダウンロードし,そこに含まれているサンプル原稿に記載のインストラクションに従って原稿を作成してください.今大会は論文原稿に概要を入れることが必須となりましたのでご注意ください.また,スタイルファイルは前大会のものではなく今大会のものを使ってください.

    論文投稿用スタイルファイル一式(サンプル原稿,LaTeX版文書クラス,Word版テンプレート)v1.0 , 2021/12/9更新

    上記の論文投稿用スタイルファイル一式はバグ対応などのために修正,更新することがあります.適宜確認の上,更新をお願いします.ただし,最新版以外での投稿があった場合でも賞選考に影響はありません.

  9. 一般セッションおよびテーマセッションへの投稿論文を選考し,優秀賞,若手奨励賞,委員特別賞,スポンサー賞,言語資源賞を授与します.

    優秀賞,若手奨励賞については,言語処理学会年次大会の規定をご覧ください.

    https://www.anlp.jp/rules/annual_meeting_award.html

    若手奨励賞は,
    「年次大会の開催年の4月1日において満30歳未満のもの」
    を対象とし,主に当該研究論文と第1著者の将来性を評価し,第1著者(人)に対して贈られる賞です.

    選考対象者は以下の要件に該当する必要があります:

    • 2022年4月1日において満30歳未満のもの
    • 過去に若手奨励賞を受賞していないこと
    • 口頭・ポスター発表を問わず,”No Show” でないこと

    対象者に該当する方は,発表申込の際にその旨申告していただきますようお願いします.

    • 注1:授賞対象は第1著者のみで,第2著者以降の共著者は授賞対象に入りません.
    • 注2:稀なケースとして,同年に同一第1著者の2つ以上の論文が若手奨励賞に選出された場合,当該複数論文を併記の上,一回のみ授賞することになります(論文ではなく第1著者に対する賞という理念に基づく措置).

    委員特別賞は,特定の観点において優れた論文に対して大会委員長名義で授与します.

    スポンサー賞は,同賞のスポンサーが論文・発表を選出し,大会委員長名義で授与します.

    言語資源賞については 下記の「言語資源賞」をご覧ください.

  10. "No show"に関する注意.
    投稿しプログラムに掲載された論文については必ず発表をしてください.今回は現地での発表ができない状況になることも考え,当初よりオンラインでの発表の準備を想定していただき,接続の環境や所属先でのオンライン送信の許諾などのご準備をお願いします.オンラインでのご発表を実施していただけない場合は従来の"No show"に相当し,ペナルティを検討することもあり得ます.皆様のご協力をお願いいたします.

予稿集

大会の1週間前(2022年3月7日(月)の予定)に,予稿集・チュートリアル資料を参加者に限定公開します.

また,予稿集は大会終了後(4月頃)に一般公開します.

言語資源賞

年次大会で発表され,優れた言語資源を作成したと認められる論文に対して言語資源賞を授与します.言語資源賞は優秀賞や若手奨励賞とは独立に選考します.独自に開発したコーパス,ツールなどに関する論文のご投稿をお待ちしております.なお,同賞は言語処理学会と言語資源協会(GSK)との共同事業です.

参考: 言語資源賞について(GSKホームページ

発表に関する問い合わせ

言語処理学会第28回年次大会
プログラム委員会・大会委員会
Email: nlp2022-inquiry (at) ml.anlp.jp

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テーマセッション

本会議内に以下の4件のテーマセッションを設けます.発表申込方法は本会議内の一般セッションと同じです.開催日時は,大会プログラムの公開時(2022年 2月9日)に発表します.

テーマセッション1:論文情報処理と論文執筆支援

提案者
成松 宏美(NTT)
杉山 弘晃(NTT)
堂坂 浩二(秋田県立大学)
南 泰浩(電気通信大学)
平 博順(大阪工業大学)
大和 淳司(工学院大学)
東中 竜一郎(名古屋大学/NTT)
松原 茂樹(名古屋大学)
相澤 彰子(国立情報学研究所)
森 純一郎(東京大学)
進藤 裕之(奈良先端科学技術大学院大学)
松本 裕治(理化学研究所)

趣旨

学術論文の数は日々増えている.これらの学術論文を我々の知見として役立てるためには,論文から知識を抽出し,有機的にその知識をつなげ,新たな知識として利用可能な形にする技術が必要である.論文を執筆する研究者にとっては,日々増える論文情報から関連する研究を見つけ,全てに目を通し,過不足なく引用するという一連の流れを行うことが求められるが,その量の膨大さゆえに,困難さは日々増している.これらの問題意識はWebが発展した当初からあり,研究動向の把握,適切な引用文献の把握,および妥当な比較対象の選定など,研究の遂行から査読といったあらゆるフェーズで研究者をサポートするための技術が提案されてきた.しかしながら,未だ実運用に至る高精度なシステムは実現されていない.本テーマセッションでは,論文からの知識抽出や論文執筆支援など論文の情報処理に関わる研究者が一同に介する場を提供し,方法論,データセット,評価手法,今後の論文情報に関わる言語処理技術の方向性や問題意識の共有などを行う.

テーマセッション2:文章の評価と品質推定

提案者
須藤 克仁(奈良先端科学技術大学院大学)
小町 守(東京都立大学)
梶原 智之(愛媛大学)

趣旨

機械による言語生成技術の進展に伴い,人手評価,参照文と比較しての自動評価,参照文を用いない自動品質推定の手法に注目が集まっている.機械が生成する文章と人間が書く文章は,同様に評価や品質推定が可能な対象であると考えられるが,その観点,基準の厳しさ,難易度には大きな隔たりがある.人間の書いた文章の評価・品質推定では文章構成や文脈の考慮が不可欠であると認識されている一方で,機械が生成する文章に対しては依然として表層的,あるいは単文単位での評価や品質推定が中心である.本テーマセッションではその違いを意識した上で,文章の評価・品質推定についての知見や技術について幅広く発表を募り,様々な立場から我々が今後目指していく方向について議論を深めることを目指す.

テーマセッション3:言語処理テクノロジーと翻訳:翻訳の要請から技術へ,技術から翻訳応用へ

提案者
藤田 篤(情報通信研究機構)
山田 優(立教大学)
影浦 峡(東京大学)

趣旨

機械翻訳(MT)と人間による翻訳(以下単に翻訳)では,行われていることが異なる.MTは,起点言語テキストと目標言語テキストの変換を言語的プロセスと見なしているが,翻訳は言語的プロセスをふまえつつ多様な要因を考慮して遂行される.例えば,翻訳において,起点言語文書(SD)の属性を同定しそれに対応した翻訳の仕様を定義すること,SDの中で特定のタイプの要素に対して特定の扱いをすること,特定の扱いをするために,文書に応じたリソースを翻訳プロセスの初期に構築することは,当たり前に行われている.目標言語文書(TD)の品質を評価する際にも,MQMのような一般的な評価基準だけでなく,特定の関連文書群との関係をチェックすることなども行われる.MTでは考慮されず,翻訳では行われているこうした行為に,MT以外の言語処理技術が応用できる可能性は低くない.しかしながら,技術側からは翻訳側の要求仕様が,翻訳側からは技術的可能性の現状が十分に把握されていない状況があるため,その可能性は十分に現実化していない.
 こうした状況を踏まえ,前回の年次大会において,提案者らは,翻訳プロセスの明確化とそれをふまえたMTを含む技術的課題の共有を目指すテーマセッションを設けた.発表と総合ディスカッションを通して一歩,翻訳論・翻訳実務コミュニティと言語処理コミュニティの相互理解は進んだが,今回はさらに一歩踏み込んで,翻訳プロセスの要素に対する具体的な技術的要請,MTに限らない技術の翻訳プロセスにおける具体的な応用をめぐる発表を募集し,それを踏まえて,翻訳の技術的明確化と言語処理技術の翻訳応用のあり方を,言語処理側で定義するMTや多言語応用を超えて議論し共有することを目的とする.

テーマセッション4:談話研究と対話システム研究,人工知能研究の連携に向けて

提案者
宇佐美 まゆみ(国立国語研究所)
片上 大輔(東京工芸大学)
東中 竜一郎(名古屋大学)

趣旨

これまで言語系の談話研究においては,対話相手による言葉遣いの違い,円滑なコミュニケーションのためのストラテジーとしてのポライトネス理論,話題の展開などの観点から,会話という人間の相互作用に関する様々な研究がなされてきた.一方,工学系における対話システムの研究においては,ライブコンペティションが4回目を迎えるなど目覚ましい発展を示しているものの,ポライトネス・ストラテジーや文末のスピーチレベルの違いや使い分けが,人に与える印象や人間関係構築にもたらす効果等を考慮するところまでは至っていない.本セッションでは,言語系,工学系双方からの広義の「会話・対話」に関する研究を募り,相互交流の場とすることによって,双方の分野における最新の研究知見を生かした対話型エージェントやロボットなどの人工知能システムの構築に関する議論を行うことを目的とする.工学系の対話システム研究はもちろんのこと,言語系の談話研究,語用論に関する発表を歓迎し,相互交流の促進を企図するとともに,言語系中心の語用論,談話研究に関する学会に参加する機会がとれない工学系の研究者への情報提供の場とすることも目指したい.
 本テーマセッションの前身は,2019年,第25回大会で行ったが,言語系5件を含む全11件の発表があり,議論が盛り上がった.その後の展開に期待したい.


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ワークショップ

3月18日(金)に,以下2件のワークショップをオンラインで開催することになりました.ワークショップの内容・発表方法等,詳細は,それぞれのワークショップの提案者が開設するWebサイトをご覧ください.

ワークショップ1:NLPにおける再現性

提案者
賀沢 秀人(グーグル合同会社)
高瀬 翔(東京工業大学)
清野 舜(理化学研究所/東北大学)
伊藤 拓海(東北大学/Langsmith)
Webサイト
https://sites.google.com/view/reproducible-nlp-ws

趣旨

実験の再現性は健全な議論のために不可欠の条件である.しかし,近年,NLPで扱われるデータ量やそれを処理するための計算コストが著しく増加し,実験の再現性を検証することが困難になってきている.また,現実問題として,著名な国際会議では(改善の動きは見られるものの)依然として新規性が採録の基準として重要視されるため,限られた研究リソースの配分先として,報告された内容の検証よりも,新しい手法や分野の研究が選ばれることも多い.こうした状況を踏まえ,本ワークショップでは,NLPにおける再現性について幅広く知見を集め議論する場を提供したい.

ワークショップ2:日本語における評価用データセットの構築と利用性の向上

提案者
浅原 正幸(国立国語研究所)
河原 大輔(早稲田大学)
久保 隆宏(アマゾンウェブサービスジャパン合同会社)
柴田 知秀(ヤフー株式会社)
高岡 一馬(株式会社ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ)
林部 祐太(株式会社リクルート Megagon Labs)
久本 空海(株式会社Legalscape)
松田 寛(株式会社リクルート Megagon Labs)
Webサイト
https://jedworkshop.github.io/jed2022

趣旨

日本語NLP技術の性能評価のためのデータセットが近年いくつか公開されているが,他の言語と比べると基本的なタスクが不足しており,日本語NLPの迅速な発展を阻害する要因となっている.英語などのデータセットを日本語に翻訳するアプローチもあるが,翻訳プロセスに由来するアーティファクトや文化の相違に起因するバイアスにより品質劣化が生じる場合が多いため,最初から日本語で構築したデータセットが増えていくことが望ましい.
 本ワークショップでは,日本語における評価用データセットの構築手法そのものに加えて,データセットの公開方式・利用性の高い著作権設定・タスクの複合化といった応用を容易にするための研究を集めて議論することで,日本語データセット公開の流れを加速し,日本語NLP業界全体のさらなる発展および生産性向上につなげていきたい.また,データセットによる評価の対象として利用されることが多い事前学習モデルについても,その構築過程で得られたノウハウを共有しデータセット構築に活用するためのセッションを設けて議論を深めることで,日本語データセットと事前学習モデルの相補的な発展につなげていきたい.


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年次大会では,下記の内容でスポンサー企業,団体を募集いたします.

今回,冠スポンサーとして「プレミアムディナー」「プレミアムスイーツ」の新設,オンライン展示での利用サービスの変更など,多くの変更がありますので,お申し込みの前にご確認くださいますようお願い申し上げます.

お申し込みは3月18日(大会最終日)まで承りますが,特典によっては上限数や期限があります.できるだけ早めのお申し込みをお勧めいたします.

スポンサーのランク,料金と特典


※追加料金をいただきます(特典の説明文をご覧ください)

※本体価格と消費税額(10%)が明確になるよう,料金を改定いたしました.有料特典についても同様です.ご了承ください.

※冠スポンサーは「プレミアムディナー(新設)」「プレミアムスイーツ(新設)」「スポンサー賞」の3種です.内容は特典の説明文をご覧ください.

※今大会でも,開催形態を考慮し,従来参加者全員に配付していたプログラム冊子は作成いたしません.よって,冊子への広告・ロゴ掲載の特典はありません.また,出版社スポンサーは募集しません.

※スポンサーの大会参加はオンラインのみとなります.

特典

1)ロゴ(Webのみ)

年次大会のWebページにおいて,ご希望のリンク先へのリンクを張ったロゴを表示します.ロゴの大きさはスポンサーの種類によって異なります.同じ種類のスポンサー内での表示の順番は,基本的に申し込み順によって決定します.

※参考までに,ロゴは以下のページのように掲載されます.

https://www.anlp.jp/nlp2021/#sponsor

※ロゴとスポンサー名それぞれ別のリンクを張ることも可能です.

2)オンライン展示[Gather.Town を利用します]

年次大会開催中に,オンライン上でブースを設け,展示を行うことができます.前回リクエストを多数いただいたGather.Townで実施し,Zoom のバックアップを準備します.プログラムからリンクさせ,大会参加者が会期中(休み時間やセッション終了後を含む)に常時アクセスできる形を想定しております.

出展には5万5千円(税込)の追加料金をいただきます.

なお,スポンサーイブニング(オンライン開催)の参加にはオンライン展示ブースの確保が必要です(お申し込みが上限数に達するなどして展示ブースの確保ができない場合,スポンサーとしてのスポンサーイブニングへの参加はできません).

出展のご希望が上限数に達した場合,早めに募集を終了します.先着順であることにご注意ください.

3)冠スポンサー [プレミアムディナー・プレミアムスイーツ新設]

特定の項目に絞った「冠スポンサー」にお申し込みいただけます.いずれの項目でも,スポンサー名が参加者にわかるように表示・発表いたします.

  • プレミアムディナー・プレミアムスイーツ(いずれも新設):プレミアムスイーツは締め切りました.

    「懇親会名産品配送オプション」へのスポンサーです.特典として同梱物へのスポンサーロゴ印刷,グッズ同梱ができます.また,オンライン懇親会にスポンサーとしてご登壇いただけます.他にも特典を検討しております.

    プレミアムディナーは88万円(税込),プレミアムスイーツは33万円(税込)の追加料金をいただきます(同梱物は別途実費ですが他に費用は発生しません).なお,配送品の内容については大会が決定します.

    それぞれ,1団体限定の募集です.先着順であることにご注意ください.

  • スポンサー賞:

    大会の発表論文に対して,スポンサーが独自に賞を授与できます.

    11万円(税込)の追加料金をいただきます.

    ご希望が上限数に達した場合,早めに募集を終了します.先着順であることにご注意ください.

4)大会参加者交流用Slackワークスペースでのスポンサーチャンネル開設

前回に引き続き,参加者用Slack を開設します.その中に,各スポンサーのチャンネルを作成します.

5)大会公式Twitterアカウントによるリツイート

スポンサーから言語処理学会年次大会の参加者向けに発信したい内容を,会期中に公式アカウント @NLP2022 がリツイートいたします.

6)大会参加(オンライン)

ランクごとに決められた人数まで,一般の参加登録なしで,無料で大会にご参加いただけます.前回と同じ人数分をご用意しました.ぜひご活用ください.

スポンサーイブニング(オンライン)の実施

大会初日(3月14日)に行われるチュートリアルの終了後,「スポンサーイブニング」をオンライン開催いたします.

今回は上記「オンライン展示」にお申し込みくださいますとスポンサーとしてご参加(登壇)いただけます.スポンサーから大会参加者へのアピールの場としてご活用いただければと考えております.

スケジュール

募集締め切り: 2022年   3月 18日(金)

応募先・問い合わせ先

より詳細な募集案内をご用意いたしましたので,ご覧ください.スポンサーの申し込み方法も,同案内の中に記載しております.

不明点など,下記担当までお気軽にお問い合わせください.

言語処理学会年次大会スポンサー募集のご案内(2021年10月26日更新)

言語処理学会第28回年次大会 スポンサー担当
荒瀬 由紀,荒牧 英治,石川 真奈見,稲益 佐知子
Email: nlp2022-sponsor (at) ml.anlp.jp

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委員一覧

大会委員会

    • 堂坂 浩二
    • 委員長
    • 堂坂 浩二
    • (秋田県立大)
    • 松田 寛
    • 副委員長
    • 松田 寛
    • (リクルート)
    • 狩野 芳伸
    • 実行委員長
    • 狩野 芳伸
    • (静岡大)
    • 河原 大輔
    • プログラム委員長
    • 河原 大輔
    • (早稲田大)
    • 荒瀬 由紀
    • 渉外
    • 荒瀬 由紀
    • (大阪大)
    • 荒牧 英治
    • 渉外
    • 荒牧 英治
    • (奈良先端大)
    • 石川 真奈見
    • 秘書
    • 石川 真奈見
    • 稲益 佐知子
    • 秘書
    • 稲益 佐知子

大会プログラム委員会

    • 河原 大輔
    • 委員長
    • 河原 大輔
    • (早稲田大)
    • 東中 竜一郎
    • 副委員長
    • 東中 竜一郎
    • (名古屋大)
    • 泉 朋子
    • 泉 朋子
    • (マイクロソフト)
    • 榎本 美香
    • 榎本 美香
    • (東京工科大)
    • 大内 啓樹
    • 大内 啓樹
    • (奈良先端大)
    • 岡 照晃
    • 岡 照晃
    • (東京都立大)
    • 折田 奈甫
    • 折田 奈甫
    • (早稲田大)
    • 梶原 智之
    • 梶原 智之
    • (愛媛大)
    • 亀甲 博貴
    • 亀甲 博貴
    • (京都大)
    • 久保 圭
    • 久保 圭
    • (早稲田大)
    • 黒田 由加
    • 黒田 由加
    • (三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
    • 小磯 花絵
    • 小磯 花絵
    • (国語研)
    • 坂地 泰紀
    • 坂地 泰紀
    • (東京大)
    • 白井 清昭
    • 白井 清昭
    • (北陸先端大)
    • 寺岡 丈博
    • 寺岡 丈博
    • (拓殖大)
    • 永田 亮
    • 永田 亮
    • (甲南大)
    • 林部 祐太
    • 林部 祐太
    • (リクルート)
    • 原島 純
    • 原島 純
    • (クックパッド)
    • 萩行 正嗣
    • 萩行 正嗣
    • (ウェザーニューズ)
    • 増村 亮
    • 増村 亮
    • (NTT)
    • 光田 航
    • 光田 航
    • (NTT)
    • 峯島 宏次
    • 峯島 宏次
    • (慶應大)
    • 宮田 玲
    • 宮田 玲
    • (名古屋大)
    • 谷中 瞳
    • 谷中 瞳
    • (東京大)
    • 若宮 翔子
    • 若宮 翔子
    • (奈良先端大)
    • 鈴木 潤
    • アドバイザ
    • 鈴木 潤
    • (東北大)

大会実行委員会

    • 狩野 芳伸
    • 委員長
    • 狩野 芳伸
    • (静岡大)
    • 綱川 隆司
    • 副委員長
    • 綱川 隆司
    • (静岡大)
    • 横野 光
    • 副委員長
    • 横野 光
    • (明星大)
    • 阪本 浩太郎
    • 阪本 浩太郎
    • (BESNA研究所)
    • 田中 リベカ
    • 田中 リベカ
    • (お茶大)
    • 山田 寛章
    • 山田 寛章
    • (東工大)

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最終更新日: 2021年12月09日
言語処理学会第28回年次大会 プログラム委員会・大会委員会
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