お知らせ

※※※※ 重要 ※※※※

言語処理学会第29回年次大会は全てのプログラムを終了しました.(3/17)
予稿集を公開しました.また,チュートリアル資料を参加者限定Slackワークスペースにて公開しました.(3/6)

開催案内

言語処理学会第 29 回年次大会(NLP2023)は,2023 年 3 月 13~17 日の期間,5 日間の日程で開催いたします.チュートリアルは 3 月 13 日午後 1 時頃に開始,本会議は 3 月 13 日午後 4 時頃から 16 日午後 7 時頃までの 4 日間です.現在,現地とオンラインのハイブリッド開催の形態で準備を進めています.現地とオンラインの両方から参加し,発表・聴講・議論をすることができます.(ただしオンライン参加者は現地ポスター発表と交流イベントには参加できません)

大会スローガンは 「みんながみんなにアテンション~現地でもオンラインでも全員が主役!」 です.ハイブリッド開催において,全員の顔が見えない,全員と会えないといった困難を乗り越えて,すべての人にフォーカスが当たり,人・研究が共鳴し合える年次大会を目指します.

口頭発表は,現地参加・オンライン参加を問わず,発表者が所有する PC の画面で表示したスライドを,Zoom の画面共有機能で配信しながら発表を行っていただきます.会場のスクリーンには Zoom で配信される映像を投影します.なお,今回投稿数が予想を大幅に超えたため,口頭発表につきましては,一発表あたりの時間を 18 分に短縮させていただくこととなりました.詳しくは口頭発表の項をご覧ください.

ポスター発表は,現地参加の場合は,ポスターセッション会場の発表番号に対応するパネルの位置で,印刷物のポスターを使用して発表を行っていただきます.オンライン参加の場合は,前述の口頭発表の場合と同様に,発表者が所有する PC の画面で表示したスライドを,Zoom の画面共有機能で配信しながら,発表を行っていただきます.ポスターセッション会場にはオンラインポスター発表中継用 PC を設置し,現地参加者およびオンライン参加者による聴講や質疑が行える予定です.

○ 大会 Twitter アカウント(@anlpmeeting)
        https://twitter.com/anlpmeeting

年次大会に関する情報発信・ご意見・ご感想などにはハッシュタグ #NLP2023 をご利用ください.

開催日時

2023 年 3 月 13 日(月) - 3 月 17 日(金)

3 月 13 日(月) 13:00- チュートリアル本会議 第 1 日スポンサーイブニング
3 月 14 日(火) 09:40- 本会議 第 2 日緊急パネル参加者交流イベント
3 月 15 日(水) 09:40- 本会議 第 3 日
3 月 16 日(木) 09:40- 本会議 第 4 日
3 月 17 日(金) ワークショップ

※開場時間は 13 日が 12:00,14-17 日は 08:40 です.

会場

現地会場

交通アクセス

沖縄の交通系 IC カード OKICA の事前購入は締め切りました)

現地参加者向けサイト

現地参加者のために会場周辺の詳しい情報を掲載した,実行委員会独自サイトを公開しました.会期中に利用できる予定のキッチンカーの出店予定やランチマップもこちらでご確認ください.

会場案内図

  • 会場内に,レストランやコンビニはありません.自動販売機はあります.
  • 施設の方針により,口頭発表会場内での飲食(飲み物を含む)は禁止です.展示場での飲食は可能です.

受付・クローク

  • 現地会場に受付はありません
  • 各会場への入場には,参加証が必要です.
    • 参加証とネームホルダーをお持ちの参加者(事前参加登録者には 3 月初旬から郵送予定)は,各会場に直接お入りください.
    • 参加証とネームホルダーをお持ちでない参加者は,展示場の参加証発行カウンターへお越しください.
    • 会場内では参加証をネームホルダーに入れて常に見える状態にし,スタッフから確認を求められた場合は指示に従ってください.
  • 現地会場にクロークのご用意があります.参加証をお持ちのうえ,クロークにお越しください.

現地会場でのインターネット接続と電源

  • 沖縄コンベションセンターに設置されているフリー Wi-Fi が利用可能です.加えて,参加者が利用可能な Wi-Fi を実行委員会で全会場に敷設します.
  • 一部の会場で電源利用が可能になる見込みです.

託児室

  • 会場内に託児室(有料)を設置予定(託児室のご案内 申込締切:2023 年 3 月 1 日(水) 17:00 締め切りました.)

スポンサーイブニング

参加者交流イベント

大会参加方法等のご案内予定

オンライン参加用 Zoom URL は ,3 月 6 日(月)に,参加登録者宛にメールでお知らせします.

NLP2023 大会参加マニュアル

初のハイブリッド開催に向けて,大会参加マニュアルを公開しました.大会への参加方法,発表形態,質疑応答,発表者マニュアル等を記載しております.参加者の方は,皆様ご一読ください.発表者の方は,お早めにご確認ください.

NLP2023 参加者限定Slackワークスペース

現地参加者とオンライン参加者を繋ぐ手段として,また多くの人が同時に議論に参加する手段として,参加者限定 Slack ワークスペースを大いに活用する予定です.是非ご参加ください.

  • 参加方法は,3 月 6 日(月)に,参加登録時にご登録いただいたメールアドレス宛にご案内します.
  • 発表やオンライン参加の際に必要となる Zoom の URL,事前提出資料(口頭発表・ポスター発表の発表資料の PDF ファイル)など,参加者限定の情報を掲載します.

※ これまでの大会でパスワード付きで公開してきた参加者限定サイトは開設しません.

主催

一般社団法人 言語処理学会

スポンサー賞

大会の発表論文に対して,スポンサーが独自に賞を授与します.今大会での授賞は 9 件です.受賞者(発表論文)は,本会議最終日(3 月 16 日)のクロージングで発表されます.授賞予定のスポンサーは,下記の通りです(ランク順,ランク内は申込順).

ダイヤモンドスポンサー

プラチナスポンサー

ゴールドスポンサー

シルバースポンサー

参加登録

当大会での発表,聴講,企画等の参加には参加登録が必要です.参加登録には,登録期間に応じて,事前登録,直前登録,当日登録があります.いずれも参加登録用ウェブサイトのみで受け付けます.現地受付では参加登録を行いません.

  1. 参加登録
    1. 事前登録は,2023 年 1 月 10 日(火)から 2 月 13 日(月)まで受け付けます.参加費のお支払いには郵便振替とクレジット決済をご利用いただけます. 期限までに入金されていない場合,原則として事前登録は無効となりますのでご注意ください.事前登録の受付は 2 月 13 日(月)で終了しました.
    2. 直前登録は,2023 年 3 月 1 日(水)から3 月 10 日(金)正午まで,クレジット決済のみで受け付けます.直前登録の受付は 3 月 10 日(金)正午で終了しました.
    3. 当日登録は,2023 年 3 月 13 日(月)から 3 月 17 日(金)正午まで,参加登録用ウェブサイトでクレジット決済のみで受け付けます.現地受付では参加登録を行いません.当日登録の受付は 3 月 17 日(金)正午で終了しました.
  2. 会員適用:事前登録・直前登録とも,言語処理学会の会員データベースと「連動」して会員価格適用等を判断しています.会員価格の適用のためには,以下の点にご注意ください.
    1. 既に会員の方:原則,2023 年度年会費を納入いただいている必要があります.
    2. 新規入会される方:会員価格を適用するために言語処理学会に新規入会される方は,参加申し込みの前に入会手続きと 2023 年度年会費の納入をお願いします.事務局による会員データベースへの登録と年会費の入金確認が完了した時点で会員として参加登録可能になります.手続きには 2 週間程度の時間を要することがある点にご留意ください.

参加登録用ウェブサイト

参加登録の受付はすべて終了しました.

参加費

会員種別,申込時期によって,以下の参加費をいただきます. [特定商取引法に基づく表示]

なお,本大会では参加費の全面的な変更を行いました.大会委員会では,ハイブリッド開催に伴うコスト増加を抑える努力を続けて参りましたが,現地参加・オンライン参加のどちらからでも十分な参加体験を提供する上で必要となる人員・資材を確保するため,やむなく値上げを行う運びとなりました.参加者の皆様には,何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます.

事前登録 直前登録 当日登録
一般会員 12,000 円 ※1 18,000 円 ※1
学生会員 3,500 円 ※1 7,000 円 ※1
非会員(一般) 24,000 円 ※2 30,000 円 ※2 33,000 円 ※2
非会員(学生) 8,000 円 ※2 12,000 円 ※2 14,000 円 ※2

※1 ... 不課税,※2 ... 税込

(当日登録に一般会員・学生会員の設定はありません)

OKICA 事前購入オプション 2,500 円(非課税)

  • チュートリアルやワークショップのみ参加する場合も,参加費は同額です.
  • スムーズな運営のため,できるだけ,事前登録をお願いします.
  • 直前登録・当日登録はクレジット決済のみで受け付けます.
  • オンラインでの参加・現地参加ともに参加費は同額です.
  • 領収書は Web 上で発行し,メールにてリンクをご連絡いたします.(ダウンロード用 PDF の中で,大会参加費と OKICA 事前購入は,それぞれ独立した領収書として印字されます.)
  • 現地開催の中止やプログラムの変更など実施形態の変更が生じた場合,また,何らかの事由でオンライン配信に不具合があった場合でも,参加費の返金はいたしかねます.ご了承ください.

問い合わせ先

参加手続きや支払いに関する問い合わせは,下記にお願いいたします.

言語処理学会第29回年次大会
参加登録システムサポートデスク
Email: nlp2023regist (at) nacos.com

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招待講演

招待講演を 2 件行います.本大会では学会の YouTube チャンネルを通じて招待講演(質疑を除く)を一般公開することになりました.参加登録の有無に関わらず,どなたでもご覧いただけます. 【言語処理学会 ANLP YouTube Channel(ライブ)】

3月15日(水):社会における分散的ベイズ推論としての記号創発 ~集合的予測符号化としての言語観~

講演日時:3月15日(水)16:10-17:10

講演者:谷口 忠大 先生(立命館大学)

谷口 忠大 先生(立命館大学)
概要:
人間は実世界環境適応の延長線上に,言語進化を経て現在の言語システムを創発的に形成してきた.一方で,記号論的視座に立てば,言語とは多様な記号システムの一種である.動的に変化し続ける言語(記号)システムは私たちの実世界認知や社会的相互作用に支えられている.実世界における環境適応と言語の創発の議論を接続することは,人間の知能理解の上でも重要な課題である.講演者は記号創発システムという概念を提出し,その構成論的アプローチとしての記号創発ロボティクスの研究を展開してきた.その中では,確率的生成モデル,予測符号化といった枠組みの上で,ロボットが語彙獲得や物体・場所概念形成を行えることが議論されてきた.さらにその議論はマルチエージェント系における分散的ベイズ推論として言語の発生を議論する計算論的理解に到達してきている.本講演では講演者が近年提案したメトロポリスヘイスティングス名付けゲームに基づく記号創発システムへのアプローチについて概説するとともに,「言語とは社会における自律分散的な表現学習の結果ではないか?」という言語観について紹介する.またロボットを用いた実世界における言語研究についても触れる.
https://youtube.com/live/6GsSmlT1T-g
略歴:
2006年京都大学工学研究科博士課程修了.博士(工学・京都大学).2005年より日本学術振興会特別研究員(DC2),2006年より同(PD).2008年より立命館大学情報理工学部助教,2010年より同准教授.2015年より2016年までImperial College London客員准教授.2017年より立命館大学情報理工学部教授,パナソニック客員総括主幹技師(クロスアポイントメント).専門は人工知能,創発システム,認知発達ロボティクス,コミュニケーション場のメカニズムデザインなど.主著に「心を知るための人工知能:認知科学としての記号創発ロボティクス」共立出版,「僕とアリスの夏物語人工知能のその先へ」岩波書店,「コミュニケーションするロボットは創れるか」NTT出版,「ビブリオバトル」文藝春秋,「記号創発ロボティクス」講談社,「イラストで学ぶ人工知能概論」講談社,「賀茂川コミュニケーション塾」世界思想社など.

3月16日(木):危機言語の記録・維持・再生の諸問題:琉球諸語を中心に

講演日時:3月16日(木)16:10-17:10

講演者:田窪 行則 先生(国立国語研究所)

田窪 行則 先生(国立国語研究所)
概要:
日本は単一言語の国と考えられることが多いが,実際には多くの言語が話されている.UNESCOは2009年に日本には日本語以外に,アイヌ語,八丈語,6つの琉球諸語(奄美,国頭,沖縄,宮古,八重山,与那国)の,互いに他と相互理解性を持たない8つの言語があることを示し,この8つの言語はすべて消滅危機にあることを発表した.実際には,日本語でさえ共通語以外のほとんどの伝統的な方言は話者の高齢化と次世代継承の途絶により消滅の危機に直面している.これらの言語・方言は,体系的な記述をされることなく,「維持・継承」も「蓄積・保存」もされないまま消滅しようとしている.本講演では,これら消滅危機言語の現状と記録・維持・再活性化における問題点を概説し,言語処理・AI技術の応用および市民科学者養成などの取り組みによる解決の方向性を模索する.
https://youtube.com/live/FzIFqYNyHEg
略歴:
京都大学大学院文学研究科博士課程修了(博士(文学)),韓国東国大学校招聘専任講師(日本語),神戸大学教養部(日本語日本事情担当),九州大学文学部教授(言語学専攻),京都大学文学研究科教授(言語学専攻)を経て,現在,国立国語研究所所長.

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緊急パネル:ChatGPTで自然言語処理は終わるのか?

言語処理学会理事会主催によるパネルセッションを,3月14日(火)13:10-13:50にH会場(劇場ホール)で開催します. NLP2023に参加登録を行っている方が参加できます.

概要

大規模言語モデルの発展によって自然言語処理(NLP)の方法論は大きく様変わりした.中でもOpen AIから発表されたChatGPTは言語モデルの利用方法を飛躍的に拡げ,世間からも大きな関心を集めている.ChatGPTに代表される巨大言語モデルの出現でNLPはどう変わるか,はたまた終焉をむかえるのか? 本パネルでは,NLP研究の一線で活躍されている5名のパネリストをお招きし,ChatGPTに関するファクトの共有をはかるとともにNLP研究の今後についてご議論いただく.我々NLP/言語研究に携わる者自身が今起こっていることに対する理解を深め,今後なすべきことについて考えをめぐらす機会としたい.

動画・講演資料

ファシリテーター

乾 健太郎 氏
乾 健太郎 氏(東北大学大学院情報科学研究科教授・言語処理学会会長)
略歴:専門は自然言語処理.1995年東京工業大学大学院情報理工学研究科博士課程修了,博士(工学).同大学助手,九州工業大学助教授,奈良先端科学技術大学院大学准教授を経て,2010年より東北大学現職.2016年より理化学研究所AIPセンター自然言語理解チーム長兼任.情報処理学会論文誌編集委員長,同会自然言語処理研究会主査,言語処理学会論文誌編集委員長,EMNLP 2019 General Chair等を歴任,2022年3月より言語処理学会会長.

パネリスト(五十音順)

黒橋 禎夫 氏
黒橋 禎夫 氏(京都大学大学院情報学研究科教授・言語処理学会副会長)
略歴:1994年京都大学大学院工学研究科博士課程修了.博士(工学).2006年4月より京都大学大学院情報学研究科教授.自然言語処理,知識情報処理の研究に従事.JSTさきがけ「新しい社会システムデザインに向けた情報基盤技術の創出」研究総括(2016〜2022).文部科学官(2020〜).国立情報学研究所所長特別補佐(2022〜).
相良 美織 氏
相良 美織 氏(株式会社バオバブ代表取締役)
略歴:商社,金融業界を経て,2010年にバオバブ を創業.2011~2014年,独立行政法人情報通信研究機構に「わくわく創造担当」として勤務.バオバブは創業以来,機械翻訳エンジン用対訳,画像アノテーション・タグ付け,音声タグ付け等学習データ構築サービスを国内外の法人・研究機関に提供.2013年 AAMT(Asia-Pacific Association for Machine Translation)長尾賞受賞.2021年 東京女性経営者アワード受賞.2022年 Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2022受賞.
佐藤 敏紀 氏
佐藤 敏紀 氏(LINE株式会社)
略歴:2012〜2019年と2020年以降にLINEに所属.単語分かち書き辞書生成システムNEologdの開発者.AIアシスタント「LINE CLOVA」の日本語向けの自然言語理解システムの開発担当.2021年よりNLPチームのマネージャー. 大規模言語モデル「HyperCLOVA」の日本語モデルの技術責任者.日本語自然言語処理のための本質的な貢献に取り組んでいる.Twitter IDは@overlast.
鈴木 潤 氏
鈴木 潤 氏(東北大学データ駆動科学・AI教育研究センター教授・言語処理学会理事)
略歴:2001年から2018年まで日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所に勤務.2018年,東北大学大学院情報科学研究科准教授に着任し,2020年より現職.2005年奈良先端大学院大学博士後期課程修了 博士(工学).2008-2009年MIT CSAIL客員研究員.2017年より理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員.2020-2022年Google LLC Visiting Researcher.主として自然言語処理,機械学習,人工知能に関する研究に従事.
谷中 瞳 氏
谷中 瞳 氏(東京大学大学院情報理工学系研究科講師)
略歴:2013年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了.同年,株式会社野村総合研究所入社.2018年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了,博士(工学).2018年理化学研究所革新知能統合研究センター特別研究員を経て,2021年より東京大学卓越研究員に採択され,現在,東京大学大学院情報理工学系研究科講師,理化学研究所客員研究員.主に意味解析や推論に関する言語学と言語処理の融合的研究に従事.

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チュートリアル

3 月 13 日(月)午後 に,4 件のチュートリアルを行います.

チュートリアル資料は,参加者限定 Slack ワークスペースで限定公開しています.

チュートリアル1:音声合成は次にどこに向かうのか

講演日時:3月13日(月)13:00-14:30

講演者:高道 慎之介 先生(東京大学)

高道 慎之介 先生(東京大学)
概要:
テキスト読み上げ技術は人間と同程度に高音質な音声を合成できるようになり,計算機の音声表現はようやくスタートラインに立ったといえる.本チュートリアルではまず,これを支える深層学習技術(特に,系列変換モデルと音声波形生成モデル)と音声言語資源について整理する.次に,「テキストを正しく読めるだけ」である現時点の技術と,人間の持つ音声生成能力を比較して,次に解くべき問題に触れる.特に,短文読み上げを超える音声合成,言語範囲の拡大,音声言語資源の整備,発話の自発性・自律性,文脈を考慮した合成などを議論する.最後に,「音声合成はよく分からないけど,とりあえず一歩踏み出してみたい」の声に応えるためのツールやデータを紹介する.

チュートリアル2:自然言語処理から見た古典語と現代語

講演日時:3月13日(月)13:00-14:30

講演者:近藤 泰弘 先生(青山学院大学)

近藤 泰弘 先生(青山学院大学)
概要:
日本語の古典語研究は,従来型の学校文法の記述方法中心で行われてきているため「書かず・書きたり」の活用・助動詞とか,「ぞ・なむ・や・か ー 連体形」の〈係り結び〉など,受験文法で親しい知識が,現在の自然言語処理の体系から見ると,どのようなところに位置づけられるかということは,専門家にとっても,意外な盲点となっている.本チュートリアルでは,まずそのような基本的な観点を整理し,統計,N-gram,機械学習,形式言語といった自然言語処理的思考で古文を分析することで,例えば,数100単語が連接することもある古文の1センテンスの構造など,古典語についての新しい知識や分析の観点を提示する.また,そのようにして記述できる古典語の新しい側面が,気がつかれていない現代語の構造を明らかにできることを示し,古典語の自然言語処理が現代語研究にも有用であることについて展望する.

チュートリアル3:医療言語処理ことはじめ

講演日時:3月13日(月)14:45-16:15

講演者:荒牧 英治 先生(奈良先端科学技術大学院大学)・中村 優太 先生(東京大学)

荒牧 英治 先生(奈良先端科学技術大学院大学)・中村 優太 先生(東京大学)
概要:
自然言語処理の目覚ましい進歩に伴い自然言語処理の応用先の1つとして,医療への応用(医療言語処理)にも注目が集まっている.しかし,具体的に何ができそうなのかについては,漠然とした点も多い.また,研究材料やリソースの整備状況についても,あまり知られていない.このチュートリアルは,医療・健康に関する研究に着手したい,または着手したものの「このゴールでいいの?」「必要なコーパスはないの?」といった疑問のためセットアップができない研究者を想定し,医療言語処理を開始するにあたって,知っておくべきニーズ,現在利用可能なリソース,課題を俯瞰する.医療言語処理を始める最初の一歩をただしく踏み出せますよう.

チュートリアル4:構文文法の基本的な考え方:言語使用から創発する言語知識のありようを探る

講演日時:3月13日(月)14:45-16:15

講演者:大谷 直輝 先生(東京外国語大学)

大谷 直輝 先生(東京外国語大学)
概要:
本チュートリアルでは,人間が持つ言語知識は形式と意味の対からなる構文のネットワークからなると考える構文文法の考え方を紹介します.構文文法では,人間が持つ言語知識は「文法」であっても「語彙」であっても言語使用の中で繰り返し生じるパターンから創発すると考えます.例えば,英語圏において,幼児は Gimme that, Gimme a water, Gimme a hugのような繰り返し発話されるパターンの中に類似性を見つけることで, Gimme O > Give OO > SVOOのように徐々に一般化を行い,文法と呼ばれる抽象的なパターンを習得すると考えられます.同時に,パターンの内部構造を認識することで,give, me, waterのような語彙に関する知識を習得すると考えられます.
本チュートリアルでは,構文文法が想定する言語知識のありようを概観したあと,近年の深層学習と構文文法の理念の親和性の高さを指摘するとともに,(アナログ的な)言語学者から見て,あったら嬉しいと感じる自然言語処理の技術についてお話をします.

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テーマセッション

本会議内に以下の 3 件のテーマセッションを設けます.

テーマセッション 1 : 金融・経済ドメインのための言語処理

提案者
坂地 泰紀 (東京大学)
酒井 浩之 (成蹊大学)
和泉 潔 (東京大学)
高村 大也 (産業技術総合研究所)
新谷 元嗣 (東京大学)
木村 泰知 (小樽商科大学)
中川 慧 (野村アセットマネジメント)
Chung-Chi Chen (産業技術総合研究所)

趣旨

近年,言語処理技術を用いて,決算短信,有価証券報告書,経済新聞記事といった金融・経済ドメインの文書(金融テキスト)を分析し,経済分析や投資先の選定に利用しようとする動きが活発になってきた.この流れを受けて,NLP2020 においてテーマセッション「金融・経済ドメインのための言語処理」を企画した結果,数多くの発表があり,この分野への期待の高さを改めて確認することができた.さらに,近年では個人投資家をサポートするような技術や証券,銀行,投資信託運用会社といった金融機関での業務支援だけではなく,オルタナティブデータとしてテキストを利用し,経済指標を作成しようとする流れが強まっている.そこで,さらなる金融・経済分野の言語処理技術の発展のため,NLP2023 においてもテーマセッションを企画する.

テーマセッション 2 : ことばの評価と品質推定

提案者
須藤 克仁 (奈良先端科学技術大学院大学)
小町 守 (東京都立大学)
梶原 智之 (愛媛大学)
三田 雅人 (サイバーエージェント/東京都立大学)

趣旨

ある目的で生み出されたことばが的確であるか,有用であるか,を評価あるいは推定することは,その生み出す主体が人であるか計算機であるかを問わず重要な課題である.人間の生み出すことばや事前学習モデルが算出することばに対する評価技術の進展は自然言語処理の高度化に不可欠と言え,さらに文章構成能力や言語習熟度等の観点も含めた広範かつ系統的な評価・品質推定への発展も期待される.本テーマセッションでは,そうした評価や品質推定の技術やノウハウ,実用上の課題,新たな応用の可能性等,関連する話題を幅広く議論することにより,知見の共有と今後の更なる発展に繋げることを狙う.

テーマセッション 3 : 地理空間情報と自然言語処理

提案者
大内 啓樹 (奈良先端科学技術大学院大学)
進藤 裕之 (奈良先端科学技術大学院大学)
若宮 翔子 (奈良先端科学技術大学院大学)
松田 裕貴 (奈良先端科学技術大学院大学)
東山 翔平 (NICT/奈良先端科学技術大学院大学)
井之上 直也 (北陸先端科学技術大学院大学)
久本 空海 (MIERUNE)
西尾 悟 (MIERUNE)
井口 奏大 (MIERUNE)
大西 拓一郎 (国立国語研究所)
小木曽 智信 (国立国語研究所)
高田 智和 (国立国語研究所)
高田 祐一 (奈良文化財研究所)
Yanase Peter (奈良文化財研究所)
齋藤 玲 (東北大学災害科学国際研究所)
新妻 巧朗 (朝日新聞社メディア研究開発センター)
坪内 孝太 (Yahoo! JAPAN 研究所)
上原 康仁 (株式会社地球の歩き方)
乾 孝司 (筑波大学)
石野 亜耶 (広島経済大学)

趣旨

「言語は面白く,地理も面白い.両方合わさればもっと面白い」
コロナ禍の移動行動制限やロシアのウクライナ侵攻が契機となり,人間活動や事物・現象を「地理空間」の観点から理解することの重要性が増している.文章として記された場合も同様で,それらの背景を構成する「言葉の地理空間」に自然言語処理の目を向け,「実世界の地理空間」と接続することが強く望まれる.地理空間情報は地図データにとどまらず,人流データや 3D 都市空間データをはじめ多彩なデータが充実しており,GIS(Geographic Information Systems)などのデータ分析基盤も高度化している.このような状況を踏まえ,本テーマセッションでは「地理空間情報」と「自然言語処理」に関心を寄せる研究者・実務者が一堂に会する場を提供する.特に「地理」系の発表を歓迎し,今後両分野が連帯を深める上での方向性や問題意識,技術的課題などを広く議論する.

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ワークショップの開催

ワークショップ 2 件を 3 月 17 日(金)に沖縄コンベンションセンターで開催します.

ワークショップの内容・発表方法等,詳細は,それぞれのワークショップの Web サイトでご確認ください.

ワークショップ 1 : 日本語言語資源の構築と利用性の向上

提案者
浅原 正幸 (国立国語研究所)
河原 大輔 (早稲田大学)
坂口 慶祐 (東北大学)
久保 隆宏 (アマゾンウェブサービスジャパン合同会社)
柴田 知秀 (ヤフー株式会社)
松田 寛 (株式会社リクルート Megagon Labs)

Web サイト

https://jedworkshop.github.io/JLR2023/

趣旨

自然言語処理における各種タスクのモデルを訓練,評価,分析するためには,注釈付きコーパスや事前学習済みモデルなどの言語資源が必要不可欠である. 英語を中心に多くの言語資源が構築,公開されているが,日本語では多くない.この状況は,日本語における自然言語処理の迅速な発展を阻害する要因となっている.本ワークショップでは,日本語における言語資源の構築手法そのものに加えて,言語資源の公開方式,利用性を高めるための著作権・ライセンス設定,タスクの複合化など,普及および応用を容易にするための研究について集中的に議論する.これによって,日本語言語資源の公開の流れを加速し,日本語自然言語処理のさらなる発展および生産性向上につなげていきたい.

ワークショップ 2 : 深層学習時代の計算言語学

提案者
持橋 大地 (統計数理研究所)
窪田 悠介 (国立国語研究所)
小木曽 智信 (国立国語研究所)
大谷 直輝 (東京外国語大学)
永田 亮 (甲南大学)
川崎 義史 (東京大学)
小町 守 (東京都立大学)
高村 大也 (産業技術総合研究所)
内田 諭 (九州大学)
大関 洋平 (東京大学)

Web サイト

http://clml.ism.ac.jp/~daichi/workshop/2023-deepcl/

趣旨

深層学習時代になり,言語処理の性能が大きく上がりかつ柔軟になったことで,従来は不可能であった言語学的な研究,すなわち計算言語学の研究が可能になり,そうした研究が増え続けている.また,言語学の側でもデータを用いた実証的な研究が必要になり,自然言語処理によるサポートの必要が無視できなくなってきている.
 こうした事情に鑑み,本ワークショップでは言語処理側と言語学側の双方から,新しい時代の「計算言語学」へのアプローチを模索したい.具体的には,どのような方法で何が可能になっているかという言語処理からの立場と,どんな言語現象が分析を待っているのかという言語学からの立場から発表を行い,可能性について議論したい.こうして言語について知ることは,企業において実際に言語処理を行う際にも役立つはずである.
 狭い意味で「役に立つ」という工学的な自然言語処理だけでなく,言語を科学する計算言語学の芽が,このワークショップからさらに広がっていくことを期待したい.

予稿集

【大会プログラム】のページで予稿集を公開しています.なおチュートリアル資料は,参加者限定 Slack ワークスペースで限定公開しています.

表彰

表彰一覧

第29回年次大会の表彰一覧はこちらです.

優秀賞・若手奨励賞

特に優れた論文には,優秀賞,若手奨励賞を授与します.言語処理学会年次大会の規定をご覧ください.

若手奨励賞は,

「年次大会の開催年の 4 月 1 日において満 30 歳未満のもの」を対象とし,

主に当該研究論文と第 1 著者の将来性を評価し,第 1 著者(人)に対して贈られる賞です.

選考対象者は以下の要件に該当する必要があります:

  • 2023 年 4 月 1 日において満 30 歳未満のもの
  • 過去に若手奨励賞を受賞していないこと
  • 口頭・ポスター発表を問わず,"No Show" でないこと

対象者に該当する方は,発表申込の際にその旨申告していただきますようお願いします.

  • 注 1:授賞対象は第 1 著者のみで,第 2 著者以降の共著者は授賞対象に入りません.
  • 注 2:稀なケースとして,同年に同一第 1 著者の 2 つ以上の論文が若手奨励賞に選出された場合,当該複数論文を併記の上,一回のみ授賞することになります(論文ではなく第 1 著者に対する賞という理念に基づく措置).

言語資源賞

年次大会で発表され,優れた言語資源を作成したと認められる論文に対して言語資源賞を授与します.言語資源賞は優秀賞や若手奨励賞とは独立に選考します.独自に開発したコーパス,ツールなどに関する論文のご投稿をお待ちしております.なお,同賞は言語処理学会と言語資源協会(GSK)との共同事業です.

参考: 言語資源賞について(GSK ホームページ

委員特別賞

前回大会に準じ,発表論文の 4%程度を「委員特別賞」として大会委員長名義で表彰します.「新規性」や「有用性」に関連する観点を審査員が独自に設定し,それらの観点で光るものを選出する方針です.

スポンサー賞

大会の発表論文に対して,スポンサーが独自に賞を授与します.今大会での授賞は 9 件です. 受賞者(発表論文)は,本会議最終日(3 月 16 日)のクロージングで発表されます.授賞予定スポンサーは,下記の通りです(ランク順,ランク内は申込順).

日本電気株式会社
株式会社サイバーエージェント
富士通株式会社
株式会社Helpfeel
LINE株式会社
株式会社博報堂DYホールディングス
株式会社日立製作所
株式会社高電社
株式会社coly

優秀賞・若手奨励賞審査員

244名の方に大会賞審査にご協力いただきました.(受賞論文はこちら

大会賞審査員(氏名の公表に同意いただいた方のみ.順不同):

神崎 享子 佐々木 稔 小原 京子
赤間 怜奈 永田 亮 川崎 義史
村岡 雅康 奥村 学 清丸 寛一
持橋 大地 馬 青 木山 幸子
間淵 洋子 内海 彰 水本 智也
奥 健太 貞光 九月 近藤 泰弘
関 洋平 宇佐美 まゆみ Benjamin Heinzerling
橋本 和真 東中 竜一郎 水本 篤
稲邑 哲也 亀甲 博貴 田中 リベカ
藤田 篤 北岡 教英 大関 洋平
河原 大輔 田森 秀明 松原 茂樹
吉田 稔 牛久 祥孝 越前谷 博
安藤 真一 野本 忠司 山口 昌也
柴田 知秀 磯沼 大 小林 颯介
森田 一 阿辺川 武 江原 暉将
宇津呂 武仁 Yin Jou Huang 高橋 哲朗
綱川 隆司 駒谷 和範 吉野 幸一郎
高瀬 翔 難波 英嗣 丸山 岳彦
吉岡 真治 賀沢 秀人 赤崎 智
村田 真樹 古宮 嘉那子 村上 浩司
松本 和幸 岩倉 友哉 柏岡 秀紀
榊 剛史 北村 雅則 石岡 恒憲
徳久 良子 Michal PTASZYNSKI 平岡 達也
小田 悠介 井佐原 均 谷中 瞳
堂坂 浩二 本多 右京 武田 浩一
小林 悟郎 栗田 修平 菊池 悠太
鶴岡 慶雅 内田 諭 須藤 克仁
竹内 孔一 村脇 有吾 藤田 桂英
大熊 智子 横井 祥 千葉 庄寿
岸田 和明 原島 純 加藤 祥
萩行 正嗣 松林 優一郎 乾 孝司
土田 正明 中澤 敏明 黒田 航
能地 宏 Akiko Eriguchi 西田 京介
三輪 誠 橋本 泰一 木村 泰知
西崎 博光 坪井 祐太 笹野 遼平
延澤 志保 南 泰浩 矢田 竣太郎
Sheng Li 西田 典起 松本 裕治
李 在鎬 塚田 元 石垣 達也
田村 晃裕 小川 泰弘 土屋 智行
白井 清昭 Ran Tian 嶋田 和孝
安田 宜仁 渡辺 太郎 近藤 明日子
叶 高朋 竹澤 寿幸 荒木 雅弘
鈴木 久美 林部 祐太 金子 正弘
中山 祐輝 山田 一郎 内元 清貴
宇田川 拓真 伊藤 薫 内山 将夫
斎藤 博昭 金丸 敏幸 佐々木 翔大
Fei Cheng Peinan Zhang 土屋 雅稔
中村 誠 大竹 清敬 森下 睦
寺井 あすか 吉川 克正 杉山 弘晃
佐藤 理史 若林 啓 松崎 拓也
中川 奈津子 中岩 浩巳 清野 舜
吉川 将司 新里 圭司 小林 一郎
大野 誠寛 永田 昌明 後藤 功雄
水上 雅博 原 一夫 佐々木 裕
相澤 彰子 近藤 悠介 光田 航
上垣外 英剛 三田 雅人 栗林 樹生
宮田 玲 菊池 英明 山本 和英
大内 啓樹 金山 博 浅原 正幸
江原 遥 欅 惇志 田中 貴秋
若宮 翔子 梶原 智之 今村 賢治
秋葉 友良 加藤 恒昭 船越 孝太郎
郡司 隆男 狩野 芳伸 酒井 浩之
品川 政太朗 中川 哲治 柏野 和佳子
山田 育矢 乾 健太郎 二宮 崇
高村 大也 岡崎 直観 小林 暁雄
小木曽 智信 井之上 直也 井上 昂治
水野 淳太 村上 聡一朗 美野 秀弥
林 良彦 Raj Dabre 増村 亮
渡邉 研斗 飯田 龍 中島 伸介
宮尾 祐介 東山 翔平 林 佑明
黒橋 禎夫 吉永 直樹 高岡 一馬
Saku Sugawara 鈴木 潤 乙武 北斗
内田 ゆず 五十嵐 陽介 吉田 光男
藤田 早苗 臼田 泰如 上原 邦昭
南條 浩輝 潮 旭 山田 康輔
横野 光 石野 亜耶 Chenhui Chu
竹内 和広 宮崎 千明 山田 寛章
平尾 努 福田 悟志 櫻井 成一朗
岡田 真 Arseny Tolmachev 那須川 哲哉
矢野 憲

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「スポンサー展示」を現地会場にて開催します.産学連携について,インターンシップ・リクルーティングについて,研究開発の現場について,研究開発者のキャリアについて,ざっくばらんに話せるチャンスです.ぜひ,気になるスポンサーの展示ブースを積極的に訪問してください.「スポンサー展示」の概要は以下の通りです.

日程
2023 年 3 月 13 日(月)16:00 - 18:40
2023 年 3 月 14 日(火)09:30 - 19:40
2023 年 3 月 15 日(水)09:30 - 19:00
2023 年 3 月 16 日(木)09:30 - 16:10
会場

展示場

出展スポンサー(43 団体)
日本電気株式会社 株式会社サイバーエージェント
富士通株式会社 株式会社Helpfeel
株式会社MonotaRO 旭化成株式会社
株式会社バオバブ ヤフー株式会社
デンソーアイティーラボラトリ エン・ジャパン株式会社
LINE株式会社 国立国語研究所
Megagon Labs SambaNova Systems
株式会社バンダイナムコ研究所 株式会社 pluszero
ファーストアカウンティング株式会社 ちゅらデータ株式会社
株式会社電通国際情報サービス 株式会社リクルート
野村アセットマネジメント株式会社 株式会社博報堂DYホールディングス
株式会社日立製作所 Simeji
国立研究開発法人情報通信研究機構 株式会社 PKSHA Technology
株式会社東芝 ベイシス・テクノロジー株式会社
株式会社BESNA研究所 株式会社Gunosy
株式会社みらい翻訳 negocia株式会社
株式会社NTTドコモ 株式会社メルカリ
株式会社講談社 株式会社LayerX
株式会社エクサウィザーズ 株式会社マネーフォワード
日本経済新聞社 株式会社レトリバ
株式会社アイアール・アルト Japan Digital Design 株式会社
マスワークス合同会社
この他に「沖縄の IT 産業紹介ブース」が設けられます.

展示場配置図 [PDF版]

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「スポンサーイブニング」を現地会場にて開催します.まず H 会場でスポンサーから参加者のみなさんに一言メッセージをお送りします.その後,展示場のスポンサー展示エリアでスポンサー交流会を開催します.沖縄の伝統芸能「エイサー」の演舞鑑賞もあります! ぜひお気軽にご参加ください.

日時

2023 年 3 月 13 日(月)18:40 - 20:00(オープニング,招待論文終了後)

※ 事前申し込みなどは必要ありません.当日,H 会場にご参集ください.

場所

展示場

内容
  • H 会場で開会挨拶の後,スポンサーのメッセージトーク
  • 展示場のスポンサー展示ブースで自由に交流(自由解散)
  • 沖縄の伝統芸能「エイサー」の演舞の鑑賞

開会挨拶とスポンサーのメッセージトークは,オンラインでも配信する予定です.

参加費

無料

参加資格

大会参加者であればどなたでも参加できます.

参加スポンサー

スポンサー展示(展示場)出展スポンサー 43 団体が,メッセージトークに登壇します.交流会では気になるスポンサーの展示ブースを気軽に訪問してください.スポンサーと参加者との交流が少しでも増えるきっかけになれば幸いです.

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参加者交流イベント(展示場)

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から懇親会の実施形態を変更し,「参加者交流イベント」を現地会場にて開催します. 参加者交流イベントの概要は以下の通りです. ぜひお気軽にご参加ください.

日時

2023 年 3 月 14 日(火)19:40-20:30

※ 事前申し込みは必要ありません.当日,直接ご参加ください.

場所

展示場

内容
  • 開会挨拶
  • 沖縄在住の実行委員による沖縄の楽しみ方のご紹介
  • 交流会(自由解散)
参加費

無料

参加資格

大会参加者であればどなたでも参加できます.

注意事項
  • 新型コロナウィルス感染症対策の観点から,食事類やアルコール飲料の提供は行いません.
  • 感染が拡大した場合は,参加者交流イベントの開催を中止する可能性があります.

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スポンサー申し込みは締め切りました.
 年次大会では,下記の内容でスポンサー企業,団体を募集いたします.
 今回,スポンサーの大会参加は現地参加,オンライン参加のいずれも可能です.
 ランクの新設,大会参加人数の変更など,多くの変更がありますので,お申し込みの前にご確認くださいますようお願い申し上げます.
 スポンサーのお申し込みは 2 月 28 日まで承ります.上限数があるものは,先着順となりますので,できるだけ早めのお申し込みをお勧めいたします.

スポンサーのランク,料金と特典

スポンサー申し込みは締め切りました.
 スポンサーランク「ダイヤモンド」を新設します(1 月 20 日(金)締切,先着 2 団体).

ダイヤモンド プラチナ ゴールド シルバー
料金(税込) 110万円 22万円 11万円 5.5万円
1) ロゴ(Web のみ) 特大
2) ロゴ投影 あり あり あり あり
3) 現地会場でのロゴ掲出 あり なし なし なし
4) 展示(現地会場) あり *可能 *可能 なし
5) スポンサー賞 *可能 *可能 なし なし
6) Slack チャンネル開設 あり あり あり あり
7) 大会参加 10名 4名 2名 1名

*追加料金をいただきます(特典の説明文をご覧ください)


※プログラム冊子は作成しません.よって,冊子への広告・ロゴ掲載の特典はありません.
※感染症対策ならびにSDGsへの配慮から,実行委員会からの配付物は最小限にとどめ,物品等配布用スペースは設置いたしません.展示ブースをお持ちでない団体様については,チラシ等はSlackでの電子版配布をご検討ください.
※リツイート特典は廃止しました.
※「出版社スポンサー(書籍展示のみ)」は募集しません.

特典

スポンサー申し込みは締め切りました.

  1. ロゴ(Web のみ)

    年次大会の Web ページにおいて,ご希望のリンク先へのリンクを張ったロゴを表示します.ロゴの大きさはスポンサーの種類によって異なります.同じ種類のスポンサー内での表示の順番は,基本的に申し込み順によって決定します.
    ※参考までに,ロゴは以下のページのように掲載されます.
    https://www.anlp.jp/nlp2022/#sponsor

  2. ロゴ投影

    年次大会 Web ページのスポンサー一覧と同等のものを,(オープニング,招待講演等の)全体セッション前の休憩時間に,現地会場のプロジェクタに投影します.オンライン参加者に向けても,同じタイミングで表示(画面共有)します.

  3. 現地会場でのロゴ掲出(ダイヤモンドスポンサー特典)

    ロゴを現地会場に掲出します(入場ゲート看板,メイン会場の舞台看板,フォトスポットを予定).

  4. 展示(現地会場)(ダイヤモンド・プラチナ・ゴールドスポンサー特典)

    年次大会開催中に,現地会場にブースを設け,展示を行うことができます.

    ダイヤモンドスポンサー:スペシャルブースをご用意します.スペシャルブースは標準ブースの 4 倍相当です.展示にあたり追加料金はいただきません(スポンサー料金に含みます).

    プラチナ・ゴールドスポンサー:展示には標準ブース 11 万円(税込),大型ブース 22 万円(税込)の追加料金をいただきます.大型ブースは標準ブースの倍相当です.

    ※スポンサーイブニング(現地開催)の参加には展示ブースの確保が必要です(お申し込みが上限数に達するなどして展示ブースの確保ができない場合,スポンサーとしてのスポンサーイブニングへの参加はできません).
    ※物品等配布用スペースは設置いたしませんので,チラシ等の配布は,展示ブースを確保したスポンサーのみが行えます.

    お申し込みは 1 月 20 日(金)まで承ります.なお会場の都合上,出展のご希望が上限数に達し次第,募集を終了します.先着順であることにご注意ください.

  5. スポンサー賞(ダイヤモンド・プラチナスポンサー特典)

    大会の発表論文に対して,スポンサーが独自に賞を授与できます.年次大会 Web ページにて,スポンサー名が参加者にわかるように表示・発表いたします. 11 万円(税込)の追加料金をいただきます.

    申し込み数が上限に達し次第,募集を終了します.先着順であることにご注意ください.

  6. 参加者限定 Slack ワークスペースでのスポンサーチャンネル開設

    Slack 内に,各スポンサーのチャンネルを作成します.

  7. 大会参加

    ランクごとの特典人数まで,無料で大会にご参加いただけます.現地参加,オンライン参加のいずれも可能です.

スポンサーイブニング

大会初日(3 月 13 日)に行われるオープニング,招待論文セッション終了後,「スポンサーイブニング」を現地開催いたします.

上記「展示」にお申し込みくださいますとスポンサーとしてご参加(ご登壇)いただけます.スポンサーから大会参加者へのアピールの場としてご活用ください.

代金の支払い方法

大会初日(3 月 13 日)以降,請求書を送付いたします.原則として 4 月末日までに代金の振込みをお願いいたします(振込手数料は振込人にてご負担ください).事前支払いをご希望の場合は別途お問い合わせください.
 なお NLP2023 より,スポンサー代金のお支払いにクレジットカード決済をご利用いただけるようになりました.

※上記手順以外のお支払い方法はご利用いただけませんので,ご注意ください.

スケジュール

スポンサー応募締切: 2023 年 02 月 28 日(火)

問い合わせ先

不明点など,下記担当までお気軽にお問い合わせください.

言語処理学会年次大会スポンサー募集のご案内(2022 年 12 月 08 日更新)

言語処理学会第29回年次大会 スポンサー対応窓口
Email: nlp2023-sponsors (at) anlp.jp

こちらの 特定商取引法に基づく表示(スポンサーの募集) をご参照ください.


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委員一覧

大会委員会

    • 松田 寛
    • 委員長
    • 松田 寛
    • (リクルート)
    • 柴田 知秀
    • 副委員長
    • 柴田 知秀
    • (ヤフー)
    • 石野 亜耶
    • 実行委員長
    • 石野 亜耶
    • (広島経済大)
    • 東中 竜一郎
    • プログラム委員長
    • 東中 竜一郎
    • (名古屋大)
    • 荒瀬 由紀
    • 渉外
    • 荒瀬 由紀
    • (大阪大)
    • 須藤 克仁
    • 渉外
    • 須藤 克仁
    • (奈良先端大)
    • 稲益 佐知子
    • 秘書
    • 稲益 佐知子
    • 留岡 典子
    • 秘書
    • 留岡 典子

大会プログラム委員会

    • 東中 竜一郎
    • 委員長
    • 東中 竜一郎
    • (名古屋大)
    • 高村 大也
    • 副委員長
    • 高村 大也
    • (産総研)
    • 赤間 怜奈
    • 赤間 怜奈
    • (東北大)
    • 石垣 達也
    • 石垣 達也
    • (産総研)
    • 榎本 美香
    • 榎本 美香
    • (東京工科大)
    • 梶原 智之
    • 梶原 智之
    • (愛媛大)
    • 金山 博
    • 金山 博
    • (IBM)
    • 黒田 由加
    • 黒田 由加
    • (三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
    • 小磯 花絵
    • 小磯 花絵
    • (国語研)
    • 古宮 嘉那子
    • 古宮 嘉那子
    • (東京農工大)
    • 坂地 泰紀
    • 坂地 泰紀
    • (東京大)
    • 品川 政太朗
    • 品川 政太朗
    • (奈良先端大)
    • 白井 清昭
    • 白井 清昭
    • (北陸先端大)
    • 田中 駿
    • 田中 駿
    • (JX通信社)
    • 寺岡 丈博
    • 寺岡 丈博
    • (拓殖大)
    • 永田 亮
    • 永田 亮
    • (甲南大)
    • 中山 祐輝
    • 中山 祐輝
    • (楽天)
    • 久本 空海
    • 久本 空海
    • (MIERUNE)
    • 増村 亮
    • 増村 亮
    • (NTT)
    • 水本 智也
    • 水本 智也
    • (LINE)
    • 光田 航
    • 光田 航
    • (NTT)
    • 宮田 玲
    • 宮田 玲
    • (名古屋大)
    • 持橋 大地
    • 持橋 大地
    • (統数研)
    • 谷中 瞳
    • 谷中 瞳
    • (東京大)
    • 山田 寛章
    • 山田 寛章
    • (東工大)
    • 吉田 稔
    • 吉田 稔
    • (徳島大)
    • 河原 大輔
    • アドバイザ
    • 河原 大輔
    • (早稲田大)

大会実行委員会

    • 石野 亜耶
    • 委員長
    • 石野 亜耶
    • (広島経済大)
    • 真嘉比 愛
    • 副委員長
    • 真嘉比 愛
    • (ちゅらデータ)
    • 吉田 光男
    • 副委員長
    • 吉田 光男
    • (筑波大)
    • 赤間 怜奈
    • 赤間 怜奈
    • (東北大)
    • 久保 光証
    • 久保 光証
    • (Gunosy)
    • 白井 穂乃
    • 白井 穂乃
    • (日本経済新聞社)
    • 田中 駿
    • 田中 駿
    • (JX通信社)
    • 中澤 敏明
    • 中澤 敏明
    • (東京大)
    • 船越 孝太郎
    • 船越 孝太郎
    • (東工大)
    • 牧野 拓哉
    • 牧野 拓哉
    • (リクルート)
    • 宮城 将伍
    • 宮城 将伍
    • (ちゅらデータ)
    • 横井 祥
    • 横井 祥
    • (東北大)

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最終更新日: 2023年 3月 22日
言語処理学会第29回年次大会 プログラム委員会・大会委員会
nlp2023-inquiry (at) anlp.jp

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