言語処理学会第9回年次大会案内


目次

言語処理学会第9回年次大会(NLP2003)開催案内
▽チュートリアル,招待講演の情報が追加されています
参加費事前登録
実行委員会からの連絡事項
言語処理学会第9回年次大会プログラム
言語処理学会第9回年次大会原稿作成要領
併設ワークショップ「メディア/モダリティ統合における言語処理」論文募集


■言語処理学会第9回年次大会(NLP2003)開催案内

開催日時:       2003年3月17日(月)            チュートリアル
                      3月18日(火)〜20日(木) 本会議
                      3月21日(金:春分の日)   ワークショップ
会場:           横浜国立大学
懇親会:        3月18日(火)夕刻(場所・時刻未定)

言語処理学会第9回年次大会では,例年通り,自然言語に関する理論から応用まで幅広い研究発表を募集します.とくに,言語学,音声学,国語学,日本語学,日本語教育学,心理学など,日頃「言語処理」とは縁が薄いと感じておられる人文系の研究者の方々からの積極的な投稿を期待しています.

従来通り,研究発表の形態は口頭発表(質疑とも20分間)とポスター発表のいずれかです.特に,人文系と理工系とのより密接な交流を図るには,多くの場合,ポスター発表が適しています.さまざまな分野の研究者との深い議論を期待される方は,是非ポスター発表への投稿をお願いします.口頭発表とポスター発表は時間帯を分け,両者が重ならないよう考慮する予定です.ポスター発表ではパソコン持ち込みなどによるデモ等も歓迎します.両種の発表とも,予稿集には最大4頁の論文を掲載する予定です.

チュートリアル,招待講演,ワークショップの内容は,下記を予定しています.後記のようにワークショップの発表申し込みも受け付けております.

チュートリアル:
  上田修功(NTT CS研) (題目未定: 統計的学習理論)
 野田尚史(大阪府立大学)「文章・談話レベルの文法現象」
 今井むつみ(慶応大学) (題目未定: 言語獲得/発達心理学)

招待講演:
  石田亨(京都大学)
    「コラボレーションのなかの機械翻訳
      --日中韓馬・異文化コラボレーション実験の経験から--」
  Hans Uszkoreit (DFKI)
     (題目未定)

ワークショップ:
  「メディア/モダリティ統合における言語処理」(詳細は後掲)

《大会発表申し込み締切・通知・論文提出期限》

  発表申し込み締切:       2003年1月 7日(火)
  採否の通知:             2003年1月15日(水)
  最終論文の提出期限:     2003年2月12日(水)

《大会発表申し込み先》

発表申し込みは,下記の通りWWW,ファクス,または郵便で受け付けます.

WWW: http://nlp-www.jaist.ac.jp:8000/cgi-bin/nlp-apply.cgi

ファクスまたは郵便:
      〒135-0064 江東区青海2-41-6
      産業技術総合研究所 サイバーアシスト研究センター
      橋田 浩一
      ファクス番号 03-5530-2067

なるべくWWWをご利用下さい.ファクスまたは郵便の場合は,下の発表申込書
に必要事項を記入してお送り下さい.

《大会参加申し込み》
大会の参加申し込みは,申し込み用紙(チュートリアル,大会,
ワークショップ兼用)を利用して,以下にお送り下さい.

      送付先: 〒560-0082
              豊中市新千里東町1-4-2  千里LCビル14F
              学会センター関西内  言語処理学会年次大会係
              Fax: 06-6873-2300
              Email: o-socie@bcasj.or.jp

<→参加費>


《大会参加事前申し込み・振込み締切》
  事前参加申込締切:           2002年2月12日(水)
  事前登録に伴う振込締切:   2002年2月28日(金)

《応募規定》

1.応募資格
    発表者または連名者の中に言語処理学会正会員または学生会員が含まれて
    いることが必要です.
    (入会の方法は後記の学会センター関西までお問合せください.)

2.口頭発表・ポスター発表の該当分野は以下の項目(小項目)から関係の深
    い順に3項目選択して下さい. 
  A.(1)音韻論,(2)音声学,(3)形態論,(4)統語論,(5)構文論,(6)意味論,
    (7)語彙論,(8)語用論,(9)記号論,(10)辞書学,(11)計量言語学,
    (12)計算言語学,(13)心理言語学,(14)対照言語学,(15)認知言語学,
    (16)社会言語学
  B.(1)計算辞書学,(2)ターミノロジー,(3)電子化辞書,
       (4)テキストデータベース,(5)ドクメンテーション,(6)言語資料
    C.(1)言語処理アルゴリズム,(2)言語処理用ハードウェア・ソフトウェア,
       (3解析・生成システム,(4)形態素解析,(5)構文解析,(6)意味解析,
       (7)言語理解,(8)対話理解,(9)音声理解,(10)談話理解,
       (11)音声言語処理
    D.(1)ワードプロセッサ,(2)機械翻訳,(3)情報検索,(4)対話システム,
       (5)要約,抽出,(6)言い換え,(7)自然言語インタフェース,
       (8)ハイパーテキスト,(9)各種応用
    E.その他(   )

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言語処理学会 第9回 年次大会  口頭発表・ポスター発表申込書

発表種別: いずれかに印を付けてください.
           ( )口頭発表
           ( )ポスター発表

表題:

著者名1:
フリガナ1:
所属1:
会員番号1:

著者名2:
フリガナ2:
所属2:
会員番号2:

該当分野:  第1分野( − ),第2分野( − ),第3分野( − )

使用希望機材 (口頭発表): 必要なものに印を付けてください.
                        ( )OHP
                        ( )プロジェクター

使用希望機材(ポスター発表)
 発表者が持ち込む機材(紙以外のもの)があれば,以下に書いてください:

  ( ) デモ用に机と電源が必要な方は左に印を付けてください.

発表要旨 (300 字程度):

連絡およびプログラム等の送付先
        住所:   〒
        所属:
        氏名:
        会員または非会員の別:
        Email:
        Tel:
        Fax:

----------------------------------------------------------------------
注1) 本欄記入事項によりプログラムを作成しますので,提出後の題目,氏名
     の変更はできません.
注2) 口頭発表の登壇発表者は,氏名の左側に○印を付けてください.
     所属名が長い場合,短縮名を括弧書きで添付して下さい.プログラム作
     成時に使用します.
注3) 著者が3名以上の場合は,上記と同様に番号を追加してください.
注4) 分野は,応募規定を参照して記入してください.
注5) 各著者につき,入会手続き中または非会員の場合は,その旨を会員番号
     の代わりに記入してください. 
注6) ポスター発表の際にPCを持参してデモをすることも可能です.デモ用に
     机と電源を用意いたします.インターネットへも接続できるように準備
     する予定ですが,確約はできません.インターネットへの接続がどうし
     ても必要な方は,H"やFomaなど,各自でインターネット接続できる環境
     を用意することもお考え下さい.詳細は下記参照.
     http://nlp-www.jaist.ac.jp:8000/NLP9/internet.html


■併設ワークショップ「メディア/モダリティ統合における言語処理」論文募集

日程: 3月21日(金:春分の日)
会場: 横浜国立大学(大会の会場)

近年,ブロードバンドネットワークの発展にともないテキストコンテンツのみならず音声や映像などのマルチメディアコンテンツの流通が活発に行われるようになった.しかし,従来の検索技術は文字情報に基づいているためそのままでは多様なメディア情報の検索には応用できない.そのため,メディア情報と言語情報を適切に関連付ける研究が盛んに行われるようになってきた.また,マルチモーダルインタフェースのような,さまざまなモダリティを統合的に処理して人間の意図を推論するシステムにおいても,視覚的あるいは聴覚的に与えられるメディア情報と言語情報を適切に組み合わせて処理する必要がある.メディア情報統合においてキーとなるのはやはり言語とその処理の枠組みであろう.たとえば,メディア情報の意味を具体的に扱うためには,言語の意味表現の枠組みを用いる必要があるし,マルチモーダルインタフェースは対話理解の枠組みに各種のモダリティから得られる情報を追加していくことによって処理を行う場合が多い.このようにメディア情報の統合的処理と言語処理は密接に関わっており,従来の信号処理のブレークスルーを言語処理の延長上に見出せる可能性は高いと思われる.以上の状況に鑑み,ビデオやオーディオなどのメディア情報の研究者・技術者と言語処理の研究者・技術者の交流を活発化するために,メディア/モダリティ統合における言語処理に関する研究成果を発表し,将来の方向性について議論することはきわめて有益であると考える.

このワークショップでは,以下のようなテーマに関する発表を募集します.また,これらのテーマに関わらず,広くメディア/モダリティ統合に関する研究発表も募集いたします.

メディア統合における言語処理
 信号処理と記号処理の統合
 言語を媒介とした異種メディア情報の関連付け
マルチメディアアノテーション
 マルチメディアコンテンツの解析と意味記述
 アノテーションに基づくマルチメディアの検索や要約
マルチモーダルインタフェース
 モダリティの統合的処理
 複数メディアを用いた対話処理
情報統合
 ハイパーメディアと言語
 マルチメディアコンテンツ間の自動リンク付け

特に,システムのデモを含む発表を歓迎いたします.密度の濃いディスカッションを行うための工夫を考えておりますので,奮ってご参加ください.

発表の申し込みは,以下の要領でお願いいたします.

1. 申し込み先(できるだけe-mailでお願いします)
    〒464-0814 名古屋市千種区不老町
    名古屋大学 工学研究科 情報工学専攻
    長尾 確
    tel/fax: 052-789-5878
    e-mail: nagao@nuie.nagoya-u.ac.jp

2. フォーマット
    タイトル:
    名前:
    所属:
    e-mail:
    アブストラクト(500字程度):

3. 申し込み締切
    2003年2月1日

プログラム委員(予定)
    長尾 確(名古屋大学)
    橋田浩一(産業技術総合研究所)
    間瀬健二(名古屋大学)
    角 康之(ATRメディア情報科学研究所)
    河口信夫(名古屋大学)


学会に関する問い合わせは「学会センター関西」にお願いします.

学会センター関西:
〒560-0082 豊中市新千里東町1-4-2
千里ライフサイエンスセンタービル14F
学会センター関西 (担当: 福本 恒平)
Tel: 06-6873-2301, Fax: 06-6873-2300
Email: o-socie@bcasj.or.jp

言語処理学会事務局:
〒152-8552 東京都目黒区大岡山 2-12-1
東京工業大学 大学院情報理工学研究科
計算工学専攻 田中研究室内
Tel: 03-5734-3046, Fax: 03-5734-2915
URL:
http://www.pluto.ai.kyutech.ac.jp/NLP/

ニュースレター担当(佐藤理史)
〒 606-8501 京都市左京区吉田本町
京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻
Fax: 075-753-5962
Email: sato@i.kyoto-u.ac.jp

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